セカンドステージ・第6節 グループA マッチサマリー(トヨタ自動車 14-11 NEC)

トヨタ自動車
ヴェルブリッツ
トヨタ自動車ヴェルブリッツ
14 合計 11
11 前半 11
3 後半 0
4 勝点 1
10 総勝点 7
NEC
グリーンロケッツ
NECグリーンロケッツ

トヨタ自動車ヴェルブリッツ 14-11 NECグリーンロケッツ

セカンドステージ・第6節 グループA
2014年1月11日(日)14:19キックオフ/愛知・名古屋市瑞穂公園ラグビー場

冬の寒空の下、トヨタ自動車ヴェルブリッツのキックオフで試合開始。開始2分で、NECグリーンロケッツがトヨタ自動車の連続のオフサイドからPGをあげ先制。その後もうまくキックを使いながら陣地をかせぐ。それに対して、トヨタ自動車も8分に自陣ゴール前でターンオーバーしたボールを敵陣まで運び、そこで得たPGチャンスを得点につなげ、同点に追いつく。

ここからトヨタ自動車がリズムをつかみ、フォワード・バックス一体となった多彩な攻撃を繰り出し、17分にFBスティーブン・イェーツがトライをあげ突き放す。その後両チームともに1PGを加え、このままトヨタ自動車のリードで前半を折り返すと思われた38分、NECがインターセプトから敵ゴール前まで攻め込み、最後はバックスに展開してFBウェブ将武がトライをあげ同点に追いつき、そのまま前半終了。

後半はトヨタ自動車が、序盤から積極的にボールを動かし、3分にPGで再度リードする。その後はトヨタ自動車が連続攻撃を仕掛けるもNECのディフェンス網が乱れず、こう着状態が続き、そのままノーサイド。トヨタ自動車が何とか逃げ切った試合であったが、お互いに反則が多く、途切れる場面が多い試合となってしまった。


● 記者会見ダイジェスト ●

NECグリーンロケッツ


グレッグ・クーパー ヘッドコーチ(右)、浅野良太キャプテン

グレッグ・クーパー ヘッドコーチ

「負けてしまい残念な気持ちだが、素晴らしい試合をしたトヨタに敬意を表します。トヨタは先週ヤマハに快勝していたので、我々は気持ちを入れて臨んだ。前半は風上を上手くいかせなかった。後半は献身的にプレーできて良かったと思う」

浅野良太キャプテン

「愛知まで応援に来てくれたファンに感謝します。自分たちのやってきたラグビーが正しいと証明したかったが残念です。お世話になった方々に勝利という形で恩返ししたかった」

──ナドロが出場しなかったが怪我だったのか?

クーパー ヘッドコーチ

「そうです。ナドロにはXファクターとしてプレーしてほしかったが、しっかりプレーしてくれたメンバーに感謝したい」

──最後に攻めていてターンオーバーされたが、その要因は何か?

浅野キャプテン

「ボールキャリアーのボールコントロールは毎試合課題にあがっている。自分たちのミスで試合が終わってしまったのは残念だが、後半の風下でも我慢できたのは良かったし、PGで引き分けという選択肢もあったが全員で同じ気持ちで攻められて良かった」


トヨタ自動車ヴェルブリッツ


廣瀬佳司監督(右)、上野隆太キャプテン

廣瀬佳司監督

「今日はありがとうございました。先週の内容が良かったので、その流れでフィジカルにいこうと話してゲームに臨んだ。NEC相手に良いゲームができて良かった。反則やセットプレーなど課題はあがったが、キヤノン戦にしっかり勝って6位をとりたい」

上野隆太キャプテン

「最後の5分を守り切れてよかった。セットプレーなど課題はあるが最後まで頑張りたい」

──後半は風上でもキックを使わなかったが監督の指示だったのか?

廣瀬監督

「そうです。粘り強く継続しようと指示しました」



マン・オブ・ザ・マッチはトヨタ自動車ヴェルブリッツ、FBスティーブン・イェーツ選手

(記事:大林直之・中本光彦 広報担当:進藤剛)

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