ファーストステージ第6節 マッチサマリー(クボタ 24-29 豊田自動織機)

クボタ
スピアーズ
クボタスピアーズ
24 合計 29
7 前半 6
17 後半 23
2 勝点 4
13 総勝点 9
豊田自動織機
シャトルズ
豊田自動織機シャトルズ

クボタスピアーズ 24-29 豊田自動織機シャトルズ

ファーストステージ・第6節 プールA
2014年10月11日(土)14:05キックオフ/岩手・盛岡南公園球技場

佳境を迎えたファーストステージ。みちのくラウンド第2試合は、上り調子のクボタスピアーズ(5位・勝ち点11)と、底力を見せたい豊田自動織機シャトルズ(7位・勝点5)との対戦。第1試合同様に試合終了間際までもつれ込む接戦となった。

序盤から風下の豊田自動織機シャトルズが敵陣に入りゲームを押し気味に進める。スクラムでも優位に立ち、クボタスピアーズ陣でペナルティーを得ると、前半12分、16分とCTB12番大西が確実にPGを決めリードを広げていく。
対するクボタスピアーズは、反則とイージーミスで流れを作れずにいたが、敵陣ゴール前マイボールラインアウトからモールを作り、自慢のFWで一気にインゴールへとなだれ込み、最後はFL7番フィナウ・フィリぺサーリがトライ。ゴールも決まって7-6、クボタスピアーズが1点リードで前半を折り返す。

後半風上に立つ豊田自動織機シャトルズは、4分にFB15番マーク・ジェラードのPGで9-7と逆転。一方のクボタスピアーズは、ゴール前のペナルティーもPGを狙わず果敢にトライにこだわる。しかし、豊田自動織機シャトルズに切り返され、逆に10分トライ&ゴールを許し16-7。さらに16分、ゴール前トライを狙うクボタスピアーズのパスをインターセプトして、最後はFB15番マーク・ジェラードが90mの独走トライ。23-7とリードを広げる。その後クボタスピアーズも怒涛の反撃をみせ3トライを奪うも時間及ばず、要所で確実にPGを重ねた豊田自動織機シャトルズが29-24で勝利した。

勝った豊田自動織機シャトルズは、勝点を9に伸ばした。敗れたクボタスピアーズも辛うじて勝点2をGETしセカンドステージ・グループA入りに望みをつなげた。
MOM(マン・オブ・ザ・マッチ)はTRYやPGで14得点をあげたマーク・ジェラードが選ばれた。


● 記者会見ダイジェスト ●

クボタスピアーズ

クボタスピアーズ
石倉監督(右)、今野キャプテン

石倉俊二監督

「盛岡南球技場は相性の良いグラウンドなので今日の試合でも勝点5を取りに行きたかったのだが。
風上の前半は良い流れの中でキックも使って行きたかったのだが、その前の時点でのミスがひびいた。
勝点2は取れても、上位チーム入りに崖っぷちなことに変わりない。次節に向けてしっかり準備していきたい」

今野達朗キャプテン

「前半からミスが多く『継続、継続で最後はBKが決める』というクボタのスタイルを出せなかった。
ファーストステージ・ラスト1試合に集中して上位チーム入りを果たしたい」


豊田自動織機シャトルズ

豊田自動織機シャトルズ
丹生ヘッドコーチ(右)、梅田キャプテン

丹生雅也ヘッドコーチ

「環境も天候も良い中で試合ができたことに感謝します。
クボタはフィジカルが強いので、チャレンジャーのつもりで戦った。
風が強かったので後半はキックを有効に使ってゲームをコントロールできた。
何より選手が体を張ってよく頑張ってくれた」

梅田紘一キャプテン

「80分間アグレッシブに攻めていこうと試合に臨んだ。
クボタは自陣からでも回してくるのは分かっていたので、早めに止めればチャンスに出来ると思いそれが出来たのが勝因。
しかし反省する部分はまだまだあるので修正して次の試合に臨みたい」

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