セカンドステージ第1節 マッチサマリー(トヨタ自動車 10-30 パナソニック)
トヨタ自動車ヴェルブリッツ 10-30 パナソニック ワイルドナイツ セカンドステージ・第1節 グループA 雨が上がり、雲の切れ間から日差しが注ぎ込む中、トヨタ自動車のキックオフで試合が始まった。開始直後の前半2分、パナソニックは中盤のラインアウトから素早く展開し、14番 北川がライン際を走り切りトライ。0-5とする。その後は両チームとも激しいボールの奪い合いで一進一退の攻防が続く。 後半、先に点を取ったのはパナソニック。後半5分に10番 バーンズがPG決め3-22とすると、後半18分にも10番 バーンズからのキックパスを受けた14番 北川が相手をかわしトライ。3-27とリードを広げる。反撃したいトヨタ自動車は、後半26分、連続攻撃でゲインを繰り返し、最後は12番 シリベヌシィがディフェンスラインのギャップを突きトライ。10-27とする。しかし、後半31分にはパナソニックの23番三輪がPGを決め10-30とし、なかなか差が縮まらない。そのままパナソニックがリードを守りきり、10-30で勝利した。 ● 記者会見ダイジェスト ●
トヨタ自動車ヴェルブリッツ 廣瀬監督(左)、文字ゲームキャプテン 廣瀬佳司監督 「セカンドステージまでの1カ月間にハードトレーニングをして昨年のチャンピオンチームに挑戦しましたが、開始早々にトライを取られトヨタ自動車らしいラグビーができませんでした。もっとハードワークをしないといけません。選手たちはやるべきことは分かっています。後半はメンバー変更をしながらリズムが良くなりました。次に繋がる後半でした。次節は始めからトヨタ自動車らしいラグビーをしたいと思います」 文字隆也ゲームキャプテン 「前半にミスが多く、テンポもつかめないまま自滅してしまいました。個人の簡単なミスが非常に多かったことが残念です。メンタルの面で準備ができていなかったのかもしれません」 パナソニック ワイルドナイツ ディーンズ監督(右)、堀江キャプテン ロビー・ディーンズ監督 「セカンドステージを勝ってスタートでき嬉しいです。ボーナスポイントも付けることができました。また、パーフェクトではないが良いパフォーマンスができました。厳しくて難しい試合が続くので、もっと成長しないといけません。怪我人も復帰してきたし次節以降も楽しみです」 堀江翔太キャプテン 「タイトなゲームになることは分かっていたので、最後まで集中を切らさず戦えたことが良かったです。セカンドステージに向けて特別なことはやってきていませんが、チームとしてシステムの確認をしました。次の試合もスタッフとプレイヤーが同じ方向を向いて戦っていきたいと思います」 マン・オブ・ザ・マッチはパナソニック ワイルドナイツ10番、ベリック・バーンズ選手
この日、パナソニック ワイルドナイツの霜村 誠一選手がリーグ戦通算100試合出場を達成
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