セカンドステージ第2節 マッチサマリー（トヨタ自動車 37-15 NTTコミュニケーションズ）
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 トヨタ自動車ヴェルブリッツ 37-15 NTTコミュニケーションズシャイニングアークス セカンドステージ・第2節 グループA 午後になり気温も上昇し、12月にしては暖かい気候の中、トヨタ自動車ヴェルブリッツのキックオフからスタート。 前半15分、ヴェルブリッツの連続攻撃からシャイニングアークスのディフェンスを崩し中央付近に2番彦坂圭克トライ、ゴールも成功し7点を追加、13-0とする。 前半23分からシャイニングアークスのペースとなり、連続攻撃からヴェルブリッツの反則を誘い、タッチキック、ラインアウトからチャンスを作り、前半29分に、1番 上田竜太郎がトライ。ゴールも成功させ7-20とヴェルブリッツを追いかける。 後半9分間、お互いに攻撃は継続するも、ミスで得点することができずゲームは進んでいたが、後半10分にシャイニングアークスが自陣で我慢できずに反則。ヴェルブリッツはPGを選択、成功し3点を追加して23-7とする。 前後半ともにお互いに激しいコンタクトの続くゲームであったが、チャンスを多く活かすことができたヴェルブリッツが勝利をつかむことができた。  ● 記者会見ダイジェスト ●
NTTコミュニケーションズシャイニングアークス  ペニー ヘッドコーチ(右)、鶴田ゲームキャプテン ロブ・ペニー ヘッドコーチ 「前半の28分間はトヨタのペースであったが、前半の最後は良かった。後半は自分たちの展開ができず、最後の5分で突き放されてしまい、残念な結果に終わってしまった」 鶴田諒ゲームキャプテン 「敵地であったにもかかわらず、多くの応援をいただいたが、勝利を見せられずに残念だった。先週の反省で、ペナルティーとミスを減らそうと努力したが修正できなかった。自分たちがゲームを支配した時間帯も、結局取りきれなかったのが痛かった。実力差はあまりないと思うので、とても悔しい」 ──後半敵陣で攻め込みながら、取りきれなかった原因は？ ペニー ヘッドコーチ 「トヨタのディフェンスがよく、ミスを重ね、トライを取りきれなかった。若手が多い分経験不足の面があるので、今後も引き続き若手の力を引き上げていきたい」 ──次週のヤマハ発動機戦に向けてのフォーカスポイントは？ ペニー ヘッドコーチ 「まだ終わったばかりで整理できていないので、明日から考えていきたい」  トヨタ自動車ヴェルブリッツ  廣瀬監督（左）、文字ゲームキャプテン 廣瀬佳司監督 「先週の試合が不甲斐なかったので、トヨタらしく前へ出ようということを試合前に話をした。先週からメンバーを4名替えたことも功を奏した。前半の出来は特に良かったので、次へつながる勝利になったと思う」 文字隆也ゲームキャプテン 「先週の試合が不甲斐なかったので、トヨタらしくフィジカルに、そしてスペースを使っていくことを意識した。前半20分過ぎから自滅でリズムに乗り切れなかったことと、ペナルティーが多かったことが今後の課題である」 ──この１週間取り組んだことは？ 廣瀬監督 「シンプルにハードワークのみに集中させた。細かいことはあまり言わなかった。週半ばにアタックディフェンスを行い、競争心を煽ったことも良かった」 ──先週の試合に比べて、キックの数が減っていたが？ 文字ゲームキャプテン 「意識して減らし、個々のボールキープを意識した。先週の後半戦に減らして良かったので、それを継続した」 ──100キャップ目の谷口選手について？ 廣瀬監督 「トヨタを体現するような、ガツガツいくプレーヤー。FWを引っ張る存在であり、若手の面倒見もいい貴重な存在である」 文字ゲームキャプテン 「チームの誰からも好かれる存在で、ラグビーに対する努力もすごい。ケガが最近は多かったが、100試合目を迎えることができて良かったと思う」        マン・オブ・ザ・マッチはトヨタ自動車ヴェルブリッツ4番 谷口智昭選手 谷口智昭選手はこの日、リーグ戦通算100試合出場も達成した（記事：大林直之、竹越浩司 写真：AICHI RUGBY（YOSHIE SHIMIZU） 広報担当：進藤剛） |
