セカンドステージ第4節 マッチサマリー(トヨタ自動車 29-44 東芝)
トヨタ自動車ヴェルブリッツ 29-44 東芝ブレイブルーパス セカンドステージ・第4節 グループA 午後になり、気温も上昇し、前日の寒さを忘れるような気候の中、東芝ブレイブルーパスのキックオフからスタート、前半7分まではお互いに激しい体の当て合いが続きこう着状態。 その後はトヨタの攻撃が継続するも、反則からチャンスを失っていたが、後半30分、BKのアタックから、速いテンポでボールを動かし、15番 竹田が右隅にトライ、ゴールは失敗したが12-10とヴェルブリッツが再び逆転。 後半スタート直後、風下の東芝が必死に自陣から脱出しようとするも、うまく脱出できず、トヨタが逆にチャンスを活かし、2分に12番 マッキンタイアーがトライ、ゴールも成功させ26-13と東芝を突き放した。 後半17分、トヨタも東芝の反則からPGを選択し、成功させ29-27と再び逆転するも、東芝の勢いは止まらず、トヨタは苦しくなり、後半22分反則をする。 (この他の写真については、関西協会ウェブサイトでご覧いただけます)
● 記者会見ダイジェスト ●
トヨタ自動車ヴェルブリッツ 廣瀬監督(左)、文字ゲームキャプテン 廣瀬佳司監督 「先週キヤノンに勝って、上位チームの対決にモチベーション高く臨むことができた。東芝さんとは今年もフィジカルの対決になると予想していた。前半はプラン通り進められ、風上の後半もプラン通りに進めたかったが、相手が強かった。ただ、半分以上はゲームを支配していたので、次戦でもトヨタらしさを出して臨みたいと思う」 文字隆也ゲームキャプテン 「前半はプラン通りいったが、後半はペナルティの多さやセットプレーの不安定さから崩れてしまった。次は自分たちのラグビーを前後半通して続けたいと思う」 ──フォワードの出来は? 廣瀬監督 「スクラム以外は良かった」 ──ゲームプランはどのようなものか。 廣瀬監督 「フィジカルでダイレクトに勝負し、スペースを突こうとした」 ──選手交代についてはどうだったか。 廣瀬監督 「後半追い上げるために、イェーツの突破に期待し起用した。また、デイセルは負傷交代」 東芝ブレイブルーパス 冨岡ヘッドコーチ(右)、リーチ ゲームキャプテン 冨岡鉄平ヘッドコーチ 「今日は勉強になった。日本代表のキャプテンのマイケルがゲームキャプテンとして帰ってきて、80分間戦ってくれた。彼のおかげで勝利をたぐり寄せることができた。ただ、ミスから自滅した場面もあったので、今後の試合はミスなく戦っていきたい」 リーチ マイケル ゲームキャプテン 「先週サントリーに負けたが、1週間良い準備ができた。ただ、前半の立ち上がりに問題があったが、後半はスイッチが入りやるべき事が徹底できた。今後はスイッチの入れ方を考え、次のキヤノン戦の準備をしていきたい。 ──リーチ選手を復帰戦でゲームキャプテンとして出場させた意図は。 冨岡ヘッドコーチ 「マイケルは日本代表のキャプテンなので、チームではプレーに集中してもらいたいという考えがある。だが、今回はサントリー戦に負けた後の試合だったので、チームをまとめるアクセントになってほしいと思い、任せた」 ──森田選手の状態はどうか。 冨岡ヘッドコーチ 「今の状況を認め、できることを精一杯やってほしいと思う」 マン・オブ・ザ・マッチは東芝ブレイブルーパス1番、三上正貴選手
(記事:竹越浩司、山下岳 写真:清水良枝 広報担当:進藤剛) |