プレシーズンリーグ プール戦 第2節マッチサマリー(ヤマハ発動機 6-28 サントリー)
プレシーズンリーグ プール戦 第2節 プールB ヤマハ今シーズン最初のホームゲームで惨敗。サントリーはアウェイ2試合で連勝 台風による大雨が明け、本当に久しぶりの思いがする快晴の中、今シーズン初めてのヤマハのホームゲームが、涼しさの感じられるナイトゲームで行われた。 試合開始後、先にペースをつかんだのはサントリー。しかし、ヤマハ発動機ゴール前まで迫るもゴールを割れない。その後はヤマハ発動機がサントリーゴールに攻め込むも、こちらも得点することができない。 さらに33分、サントリーはヤマハ発動機の危険なタックルから得たペナルティで相手ゴール前までタッチキックで前進、その後の連続攻撃で左右にヤマハ発動機ディフェンス陣を揺さぶり、最後は6番 左FL佐々木がゴール左にトライ。12番 中村のゴールも成功し、サントリーが16点のリードで前半を終了する。 後半に入り開始早々、清宮監督の喝を入れられたヤマハ発動機は、選手の動きが良くなりサントリーにプレッシャーをかける。そしてヤマハ10番 SO曽我部が3分にDG、8分にPGを決め、10点差に迫る。さらに15分にはサントリー6番 左FL佐々木がシンビンで一時退場となり、俄然ヤマハ発動機有利になったと思われた。 先週とほぼ同じメンバーで臨んだヤマハ発動機だったが、今日はまったく別のチームだった。フロントローやロックは良く頑張っていたが、せっかくの出場機会を活かしきれない選手が多かったように思えた。次節からの巻き返しに期待したい。 この日のマン・オブ・ザ・マッチは、確実にPG決めて試合を有利に進め、自らも力強い突破を随所に見せたサントリー12番 左CTB中村が受賞した。 ● 記者会見ダイジェスト ●
ヤマハ発動機ジュビロ 清宮監督(右)、ポトヒエッター ゲームキャプテン 清宮克幸監督 「先週は素晴らしい試合をし、今日は同じメンバーでよくない試合をしてしまったので、珍しく円陣で喝を入れました。チャンスをものにすることができず不満足でした。何人かの選手は来週から出るチャンスをなくすプレーをしていたが、フロントローの選手はよかったと思います。 デウォルト・ポトヒエッター ゲームキャプテン 「サントリーは非常にいいパフォーマンスをしていました。ヤマハ発動機はいい準備ができていたが結果が伴わず、前半のチャンスをものにできなかったのが大きな問題でした。サントリーのシンビン中に2回トライを取りきれなかったのも大きなミスです。 ── 一番不満な点は? 清宮監督 「難しいプレーではないところでのイージーミスや判断ミスがゲームの勢いを奪ったということと、前半のいくつかのチャンスをものにできなかったという点です」 ──相手のシンビン中に勢いに乗れなかったのは? 清宮監督 「セオリーに反するプレーをしていました。判断ミスという間違えが出ないように改善していきたいと思います」 サントリーサンゴリアス フレンド ヘッドコーチ(左)、村田ゲームキャプテン アンディ・フレンド ヘッドコーチ 「選手は80分いい試合をしたと思う。自分たちの方がテンポを意識しプレーしていた」 村田大志ゲームキャプテン 「先週の近鉄戦でペナルティが多かったということを意識して、今週は我慢してプレーしたというところでゲームが締まっていたと思う」 マン・オブ・ザ・マッチはサントリーサンゴリアス12番 中村亮土選手
(記事:マッチレポート・石垣俊幸、会見・小林聖子 写真(クレジット表記のないもの):谷本結利 広報担当:神谷英志) |