プレシーズンリーグ プール戦 第3節マッチサマリー(トヨタ自動車 39-8 Honda)

トヨタ自動車
ヴェルブリッツ
トヨタ自動車ヴェルブリッツ
39 合計 8
20 前半 3
19 後半 5
5 勝点 0
14 総勝点 0
Honda
HEAT
Honda HEAT
(写真:清水良枝)
(この他の写真については、関西協会ウェブサイトでご覧いただけます)
トヨタ自動車 39-8 Honda

トヨタ自動車ヴェルブリッツ 39-8 Honda HEAT

プレシーズンリーグ プール戦 第3節 プールA
2015年9月19日(土)19:00キックオフ/愛知・パロマ瑞穂ラグビー場

風下のトヨタ自動車のキックオフでゲームが開始された。開始早々、キックオフからのこぼれ球を拾ったトヨタ自動車は、素早く展開しゴール前まで攻め込むがミスにより取りきれない。
その後もトヨタ自動車がボールを支配する時間帯が続くが、Hondaも必死のディフェンスで得点を許さない。

均衡を破ったのはトヨタ自動車。前半15分、敵陣ゴール正面で得たペナルティキックを10番 樺島が落ち着いて決め、3-0と先制した。
その後もブレイクダウンで激しくボールに働きかけるトヨタ自動車は、前半22分に中盤でのターンオーバーから素早く仕掛け、最後は11番 城戸が40mを走りきりトライ。ゴールも決まり10-0とした。

反撃したいHondaは、中盤からのラインアウトをきっかけにチャンスを作り、前半30分には敵陣10m付近で得たペナルティキックを15番 森田が確実に決めて10-3とした。しかし、トヨタ自動車は直後の前半33分に2番 川西がトライ(ゴール成功)。前半40分にはペナルティゴールを決め、20-3とリードを広げ前半が終了した。

後半、Hondaのキックオフによりゲームが再開された。
前半同様ブレイクダウンで優位に立つトヨタ自動車がテンポ良くボールを動かし、敵陣深くに攻め込む。後半12分、ゴール前でのラインアウトからモールで押し込み、最後は8番 タウファが押さえ、後半最初のトライを奪う。その後のゴールも決まり、27-3とリードを広げる。

トライが欲しいHondaは、中盤でペナルティキックを獲得すると、キックでゴール前まで前進しチャンスを作る。その後、後半20分、ゴール前の連続攻撃でボールを大きく動かし、最後は15番 森田がタッチライン際に飛び込み最初のトライを奪い、27-8とする。
しかし、トヨタ自動車は直後の後半23分、15番 竹田のキックがきっかけとなり、サポートプレーヤーへの細かなパスから大きく展開。最後は17番 高橋のトライで追加点をあげる。ゴールも決まり、34-8とする。

さらに、後半31分にも8番 タウファが本日2つ目のトライをあげ、39-8。そのままノーサイドとなり、トヨタ自動車が勝利した。

トヨタ自動車 39-8 Honda

● 記者会見ダイジェスト ●

Honda HEAT

Honda HEAT
藤本ヘッドコーチ(左)、天野キャプテン

藤本知明ヘッドコーチ

「ありがとうございました。東海ダービーということで、公式戦でトヨタ自動車と対戦するのは4季ぶりでしたが、球出しのところなどで終始プレッシャーを受け続けてしまいました。トーナメントに向けて修正していきたいと思います」

天野豪紀キャプテン

「ありがとうございました。ゲーム前に自分たちのやってきたことしっかりとやって挑戦しようと話をして臨んだゲームでしたが、トヨタ自動車の圧力で受け身になってしまって、こういう結果になってしまいました。自分たちのミスもあったので、そこを修正していきたい」

トヨタ自動車 39-8 Honda

トヨタ自動車ヴェルブリッツ

トヨタ自動車ヴェルブリッツ
菅原監督(左)、滑川ゲームキャプテン

菅原大志監督

「今シーズン初めてホームゲームでこういう試合ができて良かったです。スクラムやラインアウトなどFWの強みをしっかりと出すことができました。この3試合、トヨタらしいゲームをやろうと戦ってきて、それを積み重ねることができました」

滑川剛人ゲームキャプテン

「まずは、地元で多くの方に応援してもらい、幸せに感じました。東海ダービーということで、ホンダに勝つことができて良かったです。こういうゲームをできたことで自信を持つことができました。この自信を過信にすることなく、トーナメントやトップリーグに向けて進化していきたいと思います」

トヨタ自動車 39-8 Honda

トヨタ自動車 39-8 Honda

トヨタ自動車 39-8 Honda

トヨタ自動車 39-8 Honda

マン・オブ・ザ・マッチはトヨタ自動車ヴェルブリッツ10番、樺島亮太選手

(記事:山下岳 広報担当:進藤剛)

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