トップリーグ2015-2016 第1節 マッチサマリー(トヨタ自動車 11-18 ヤマハ発動機)
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トヨタ自動車ヴェルブリッツ 11-18 ヤマハ発動機ジュビロ トップリーグ2015-2016 第1節 グループB 午前6時40分、入場口に最初の観客が並び、開場前待機人数が400人を超え、警備・係員も3倍以上のスタッフと、ワールドカップをきっかけにラグビー人気の高まりを感じられる瑞穂ラグビー場。 トヨタ自動車はリスタートキックも不安定でリズムを作れない。 対するトヨタ自動車はエリア獲得に集中するものの、相手のフェアーキャッチやロングキックを許し、どうしても相手陣に進むことができない。 後半開始直後の2分、ヤマハ発動機がPGで先制し3-18と一方的な展開も感じさせる。そこからトヨタ自動車は攻勢に転じる。 後半23分にはFW攻撃でゴール直前に迫るもヤマハ発動機の気迫ある防御に最終ラインを破ることはできない。さらに32分にも相手陣中央でのPKを獲得。ラインアウトを選択しモールを形成、ゴールになだれ込みトライか、という場面であったがTMOで確認できずスクラム。 ● 記者会見ダイジェスト ●
トヨタ自動車ヴェルブリッツ 菅原監督(右)、滑川ゲームキャプテン 菅原大志監督 「日本代表の選手の出場で多くの観衆が集まり、その中で試合ができたということは幸せでした。トヨタにとっては最初の入りで浮き足立ちました。しかし後半はセットプレーの修正をした結果、やろうとしてきたことが少しはできたと思います。悔しい結果に終わってしまったが、次の試合につなげたいです」 滑川剛人ゲームキャプテン 「観衆が多く、良い環境のもとで試合をすることができたので幸せでした。トヨタらしさを出そうと試合に臨みました。結果は敗れてしまいましたが、良い点も悪い点も含めてトヨタらしさがすべて出ました。今後はトヨタらしさを80分間出し続けられるように、頑張っていきたいと思います」 ヤマハ発動機ジュビロ 清宮監督(右)、三村キャプテン 清宮克幸監督 「開幕戦を白星発進することができて、ホッとしています。アタックで2回ゴール前のチャンスを取りきれなかったことが、試合がもつれた原因。ディフェンスではディシプリンを守ることができていないので修正していきたいと思います。試合の入りが良かったのは、五郎丸のジャージ授与式でのFWに対するコメントが効いたのかもしれません」 三村勇飛丸キャプテン 「メンバーが揃わず、なかなか先週まで、上手くいかないところが出ましたが、今週、しっかり修正してヤマハスタイルのセットピースで勝とうと臨みました。結果的にそこの部分を中心に得点し、良い試合で勝てました。ある程度、満足しています。来週から遠征ですのラムトライを獲れれば良かったのですが、結果的にサイドに行かざるを得ませんでした」 マン・オブ・ザ・マッチはヤマハ発動機ジュビロ13番、宮澤正利選手
(記事:大林直之 早坂一成 写真:清水良枝=クレジット表記のないもの) |