トップリーグ2015-2016 第2節 マッチサマリー(キヤノン 34-17 NTTドコモ)
キヤノンFBルルー選手の独走トライ
キヤノンイーグルス 34-17 NTTドコモレッドハリケーンズ トップリーグ2015-2016 第2節 グループB 熱戦の第1試合に引き続き、本日の第2試合キヤノンイーグルス対NTTドコモレッドハリケーンズにも、先のラグビーワールドカップで活躍した選手が登場し、会場は5,000人を超える観客の熱気に包まれた。 NTTドコモのキックオフで始まった試合は、開始早々敵陣22m中央でのファーストスクラムでキヤノンがコラプシングの反則。これをFB才口将太が確実に決めてNTTドコモが3-0と幸先の良いスタートを切った。 前半23分、敵陣ゴール前で反則を得たキヤノンが再び速攻でのアタックを仕掛け、ラック形成からすぐに右へ展開。SO橋野皓介からLO菊谷崇と渡り、トライ。ゴールも成功し、キヤノンが7-3と逆転した。 試合の流れを変えたいNTTドコモは、後半からSOに新戦力ポラードを投入。後半開始早々キヤノン陣内へ攻め込み、BK展開からWTB茂野が飛び込むが、TMOの結果、トライは認められず。 対するNTTドコモは後半20分、敵陣ゴール前スクラムを押し込み、最後はNo.8イオンギ譲がトライ。SOポラードのゴールも決まり、反撃の狼煙をあげた。 お互いに新戦力を加え、チームとしてはこれからビルドアップしていく印象があり、今後の可能性を感じさせる、非常に良いゲームだった。 NTTドコモFB才口将太選手の先制PG
● 記者会見ダイジェスト ●
NTTドコモレッドハリケーンズ 下沖監督(右)、渡辺ゲームキャプテン 下沖正博監督 「前半からアタックの継続をして、序盤に敵陣に何度か入ることはできたのですが、キヤノンさんの堅いディフェンスにより、なかなかトライに結び付けることができませんでした。ドコモとしてはテンポのあるアタックを継続したかったのですが、キヤノンさんの特にブレイクダウンの圧力が非常に強くてトライを取ることができませんでした。ブレイクダウンに関してはレフリングも含めてもう一度しっかり確認をして、次戦に活かしたいと思っています。 渡辺義己ゲームキャプテン 「まず、先週に引き続き今週もたくさんのお客さんがご来場する素晴らしい環境の中、試合をすることができたことをとても嬉しく思い、感謝します。 NTTドコモCTBミフィポセチ選手の突破
キヤノンイーグルス 永友監督(左)、橋野キャプテン 永友洋司監督 「まずは関係者の皆様へ、このような素晴らしい環境の中でプレーをさせて頂き、本当にありがとうございました。ゲームでは本当に欲しかった勝点5をとれたことが良かった、選手の頑張りに尽きると思います。 橋野皓介キャプテン 「一昨年に引き続き、この山口の地でプレーできたことを非常に嬉しく思いますし、グラウンド状態も良く、とてもプレーし易かったです。 キヤノンSO橋野選手の突破
キヤノンボールのスクラム
ラインアウトNTTドコモLOエツベス選手
マン・オブ・ザ・マッチのキヤノンFBルルー選手
(山口県ラグビーフットボール協会 宮地 竜史) |