トップリーグ2015-2016 第3節 マッチサマリー(サントリー 19-25 近鉄)
トップリーグ2015-2016 第3節 グループA 日差しは強いが、風が強く体感温度は冬を感じさせる気候の中、サンゴリアスのキックオフで試合開始。 前半12分、サンゴリアスが攻勢に出てライナーズが反則を繰り返し一気にゴールライン目前まで攻め込み、最後は10番 小野がトライ、1トライ(ゴール成功)を返して7-14とする。 後半スタートしてから27分間、お互い一進一退の攻防が続いていたが、サンゴリアスが一瞬のスキを突いてトライを奪い、19-22と追い上げる。 ● 記者会見ダイジェスト ●
サントリーサンゴリアス フレンド ヘッドコーチ(右)、真壁キャプテン アンディ・フレンド ヘッドコーチ 「ありがとうございました。残念な結果でした。近鉄のディフェンスは素晴らしかった。早い段階での簡単なトライを相手に与えてしまったことが、敗戦につながった」 真壁伸弥キャプテン 「最初の10分で簡単に2トライ与えてしまったことがダメだった。試合の入りの10分、20分を修正していく必要がある。ブレイクダウンに人数をかけすぎて、攻め疲れをしてしまった」 ──今日のゲームプランは? フレンド ヘッドコーチ 「アンストラクチャーを多くつくり、攻守の切り替えを早くしてリアクションバトルで勝つプランを考えていたが、リアクションバトルで勝つことができなかった」 ──近鉄が上回っていた部分は? フレンド ヘッドコーチ 「ディフェンス力が高かった。チームとしてチャンスに反応してリアクションすることができていた。近鉄は6回のチャンスで3トライ、逆にサントリーは15回のチャンスで3トライしかできなかった」 近鉄ライナーズ 前田監督(右)、豊田キャプテン 前田隆介監督 「ファンにお礼が言いたい、試合は選手が前回の反省を生かし、よくやってくれた。サントリー戦の勝利は15年ぶりぐらいで大変嬉しい。次に備えたい、ありがとうございました」 豊田大樹キャプテン 「たくさんのファンに囲まれて、嬉しい中での試合でした。先週の逆転負けの反省を生かし、準備をしてきました。今のチームで新しい歴史を作ろうと頑張っている。来週にしっかり備えたい」 ──勝因は? 試合の入りの部分で意識したことは? 前田監督 「入りの部分は練習のスタートから意識をした。サントリーさんとの対戦は防御が多くなるので、その準備をしてきた」 豊田キャプテン 「アタックには近鉄も自信があった。サントリーさんのアタックテンポは早くて素晴らしかったが、しっかり我慢してディフェンスできたことが勝因」 ──スクラムなど、セットピースはどうでしたか? 豊田キャプテン 「ダメなところもあったので、修正したい」 マン・オブ・ザ・マッチは近鉄ライナーズ12番、ダミアン・デアリエンディ選手
サントリーサンゴリアスの佐々木隆道選手(中央)が、リーグ戦100試合出場を達成
(記事:竹腰浩司、小川智) |