第4節「クボタ 対 近鉄」における同一試合2回のイエローカードによる処分について

ジャパンラグビー トップリーグ2015-2016
第4節 クボタスピアーズ対近鉄ライナーズ における
クボタスピアーズ 井上大介選手
同一試合2回の一時的退出(イエローカード)宣告による処分について

12月6日に大阪府・東大阪市花園ラグビー場で行われたジャパンラグビー トップリーグ2015-2016第4節、クボタスピアーズ 対 近鉄ライナーズ戦での、クボタスピアーズ所属、井上大介選手の故意の反則、報復行為による一時的退出処分(イエローカード)同一試合2回の宣告について、トップリーグ規約第73条、表彰懲罰規程第12条に基づき、懲罰会議にて検証審議を行い、その結果を公益財団法人日本ラグビーフットボール協会規律委員会(委員長 坂本典幸)に上申し、下記の通り処分が決定いたしましたのでお知らせいたします。

■競技規則・規律違反の内容と処分

該当選手 : 井上大介選手(クボタスピアーズ)
違反 : 前半25分 不当なプレー(故意の反則)  競技規則:第10条2-a
後半6分 不行跡 (報復行為)  競技規則:第10条4-l
処分内容 : 公式戦1試合の試合出場停止
※出場停止対象試合:ジャパンラグビー トップリーグ2015-2016
第5節(12/12)を出場停止とする

■参考 ジャパンラグビー トップリーグ規程

第11条〔一時的退出(シンビン)・退場の処分内容〕
トップリーグでは、ワールドラグビールールに基づきプレーヤーの処分内容を以下のとおり定める。
1.イエローカード
(1)同一試合で、同一プレーヤーが2回目の一時的退出を宣告された場合、当該プレーヤーは、宣告された時点で退場処分となる。
(2)同一シーズン中に、一時的退出の3回目の宣告をされた場合、当該プレーヤーは、その場では退場とならないが、一時的退出の処分となる。
(3)上記(1)(2)の事例が発生した場合、懲罰会議の開催が決定する。当該選手はジュディシャル・オフィサーからのヒアリングの対象となり、場合によっては制裁を受ける。

第12条〔プレーヤーへの制裁と追加的処分について〕
表彰懲罰会議は、プレーヤーに対して、以下に該当する場合は、上記第11条による処分に加えて追加的処分を下すことも、新たに独自に制裁を課すこともすることもできる。
(1)日本協会のジュディシャルパネルが指名したサイティング・コミッショナーよりレッドカード相当の不正なプレーが報告されたとき
※チームからJRTLへ申告があった場合(試合終了後12時間以内)、サイティング・コミッショナーがレッドカード相当の不当なプレーと判断すれば、上記の扱いと同様とする。
※ワールドラグビー規約17条 反則及び/または不正なプレーと不行跡に準ずる。
(2)プレーヤーがレッドカードによる退場処分を受けたとき
(3)日本協会またはラグビー競技に不利益をもたらすような行動、態度もしくは行為をとったとき
(4)日本協会またはラグビー競技または個人の名誉を汚したとき

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