トップリーグ 2016-2017 第2節 記者会見レポート(NTTコム 28-13 リコー)

トップリーグ2016-2017 第2節
2016年9月3日(土)19:00キックオフ/東京・秩父宮ラグビー場
NTTコミュニケーションズシャイニングアークス 28-13 リコーブラックラムズ

◎リコーブラックラムズ

リコーブラックラムズの神鳥監督(右)、馬渕キャプテン

リコーブラックラムズの神鳥監督(右)、馬渕キャプテン

○神鳥裕之監督

「本日はありがとうございました。雨の中、大勢の皆様の前で試合ができ、感謝申し上げます。開幕戦で白星をあげ、今日もと思って臨んだのですが、完敗ですね。NTTコミュニケーションズさんの素晴らしいアタックを止められず、潔く負けを認めたいと思います。もう少し要所を取れれば戦い方も変わったかなと思います」

──キャプテンを先発から外したが?

「プレーヤーのコンディションもありますし、マイケルのコンディションも上がって来て、タイトなゲームになると予想できたことから、ベンチワークの優れた馬渕を置いて、重要な時間帯にぶつける算段でした。背番号が何番でも、彼がキャプテンですから。もう少しエリアを取りたかったのですが、ミスが重なり自陣から回せなかったのが敗因です。結果的にスタッツの通りに、相手のAゾーンに入れませんでした。相手のアタックの素晴らしさで、ボールを簡単に取り返せず、ゲインラインを割られてしまいました」

○馬渕武史キャプテン

「本日も雨の中、沢山のお客様の前で、トップリーグという素晴らしい舞台で試合ができましたことに感謝申し上げます。昨年戦ってくださったNTTコミュニケーションズさんに負けたことを考えて攻めました。結果はちょっと残念でしたが、トップリーグは長いので、切り替えて次の試合に向かって行こうと思います」

──リコーが狙っていた部分は?

「用意していたアタックが上手くいかず、反則で流れを渡してしまいました」

◎NTTコミュニケーションズシャイニングアークス

NTTコミュニケーションズシャイニングアークスのペニー ヘッドコーチ(右)、須藤ゲームキャプテン

NTTコミュニケーションズシャイニングアークスのペニー ヘッドコーチ(右)、須藤ゲームキャプテン

○ロブ・ペニー ヘッドコーチ

「あまり良い攻めではないが、結果に誇りを持っています。開幕戦は機会に獲り切れず、コミュニケーションが取れず、負けたゲームでした。しかし、ブラッキンのトライは良いトライで流れを変えてくれて、後半は圧倒できました。 ロスも素晴らしいパスを出して、結果的に勝つことができました」

──小倉選手の出来は?

「ポテンシャルの高い選手です。エキサイティングで、チャンスをモノにして成長できていると思います」

──ハーフタイムの指示は?

「選手たちがすべて話し合っていて、私はまとめるだけでした。チームの成長と理解の高まりを感じました。規律を守ることとポジションを守ること、ディフェンスは続けて動いてやることを言いましたが、後半は選手たちが実行してくれました」

──3年目で成長度は?

「スタンダードが上がって来ていると、言っていただいて嬉しく思います。沢山の人がサポートしてくれるからこそ、パフォーマンスが上がって来ています。しかし、まだ成長の余地はありますし、これから邁進してチームになっていく必要があります。プレーの一貫性についてはこれからも成長が必要です。ゲーム理解も高めて、トップ6のチームを倒すのが目標です」

──今シーズンはラウンドロビン(リーグ戦)のみだが?

「私の経験として、ラウンドロビンの方が多いかもしれません。トップリーグにとっても良いやり方ではないでしょうか」

○須藤拓輝ゲームキャプテン

「今日はありがとうございました。前週、神戸戦を落として、この1週間、どう改善するかをやってきて今日の試合に臨みました。前半は自分たちのペナルティが多く、苦しい試合でしたが、成長して5ポイント取ることができました。これから次の試合にフォーカスしていきたいと思います」

──前半多かったペナルティへの対応は?

「ペナルティの原因が分かっていて、スクラムに関しては落ちたら僕たちのペナルティを取られるので、落ちないスクラムにシフトしました。結果的にペナルティが減って、良いマネジメントでした。あとは、ブレイクダウンの反則が多かったので、その対応をしました」

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