トップリーグ 2016-2017 第6節 レポート(NTTコム 17-14 コカ・コーラ)

トップリーグ2016-2017 第6節
2016年10月9日(日)13:00キックオフ/鳥取・コカ・コーラウエストスポーツパーク陸上競技場
NTTコミュニケーションズシャイニングアークス 17-14 コカ・コーラレッドスパークス

試合開始前の通り雨でグラウンドコンディションはベストではなかったが、芝の状態は良好に仕上げられたコカ・コーラウエスト鳥取の陸上競技場で、3年ぶりの鳥取でのトップリーグが開催された。午前中は普及イベントとして、4つのラグビースクールが参加しての交流会、そのあと今年初の女子ラグビー体験会参加者を主体に女子タグラグビー交流会を開催した。競技場前の芝広場ではラグビー初心者体験コーナーを開設して、ラグビーに興味ある子供たちがキックやコンタクトプレーを体験してくれた。

13時キックオフで試合が始まった。前半は両チームともハンドリングミスでチャンスを取りきれず、拮抗した内容(0-0)で前半を終わり、後半での攻防に期待がかかった。
後半19分NTTコム10番小倉順平がディフェンスのギャップを突き右中間にトライ(ゴール成功)し均衡を破った。しかしその2分後コカ・コーラ8番豊田将万がトライ(ゴール成功)し7-7の同点にする。31分に今度はNTTコムが後半20分過ぎに入った20番アマナキ・レレィ・マフィのブレイクからチャンスを作り、22番ブラッキン・カラウリア ヘンリーのトライ(ゴール成功)で再びリードを奪うが、コカ・コーラも23番築城昌拓がトライを奪い10番福田哲也が難しいゴールを決め14-14の同点とする。その後一進一退の攻防を繰り広げるが、37分に10番小倉がPGを決め17-14とし、3点差をつけ逃げ切った。マン・オブ・ザ・マッチは1トライ、2ゴール、1PGを決めたNTTコム10番小倉が受賞した。

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コカ・コーラレッドスパークス

コカ・コーラレッドスパークスの臼井監督(左)、山下キャプテン

コカ・コーラレッドスパークスの臼井監督(左)、山下キャプテン

臼井章広監督/山下昂大キャプテン

「前節に続いての勝利とはいきませんでしたが、良いゲームをしているので、次節に向けて良い準備をして勝利を目指したいと思います」

NTTコミュニケーションズシャイニングアークス

NTTコミュニケーションズシャイニングアークスのペニー ヘッドコーチ(右)、栗原ゲームキャプテン

NTTコミュニケーションズシャイニングアークスのペニー ヘッドコーチ(右)、栗原ゲームキャプテン

ロブ・ペニー ヘッドコーチ

「パスをつないで相手のスペースを見つけてアタックを仕掛けて4、5トライを奪えるチャンスはあったと思いますが、獲り切れなかったことは反省すべき点です。コカ・コーラさんの堅いディフェンスもありトライを獲り切ることができなかったために、選手は自分たち自身にプレッシャーをかけてしまい、自分たちのやるべきプレーができませんでした」

栗原 大介ゲームキャプテン

「トップリーグでは楽な試合はありませんので、勝てたことは自信にもつながりますし、うれしく思います。コカ・コーラさんのディフェンスが良かったことと、要所の部分でこちらのプレーの精度が低かったことで、相手のやりたい展開になってしまいました。前節のパナソニック戦で課題となっていたプレーを出せた部分もありましたが、詰めのところの甘さで点を獲り切ることができませんでした」

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