トップリーグ 2017-2018 第7節 レポート(NTTコ厶 27-18 NTTドコモ)

ジャパンラグビー トップリーグ 2017-2018 第7節
2017年10月7日(土)14:00キックオフ/東京・秩父宮ラグビー場
NTTコミュニケーションズシャイニングアークス 27-18 NTTドコモレッドハリケーンズ

NTTドコモレッドハリケーンズ

NTTドコモレッドハリケーンズのセロン ヘッドコーチ(右)、フィルヨーン ゲームキャプテン

NTTドコモレッドハリケーンズのセロン ヘッドコーチ(右)、フィルヨーン ゲームキャプテン

ダヴィー・セロン ヘッドコーチ

「主力選手で7人ものケガ人が出ています。その中で今日起用された選手たちはよくやってくれました。しかし、今日の試合では敵陣に入ってからアンフォーストエラーや、ミスなどが多く出てしまい、勝てるところを勝てませんでした。ボールをよくキープしてプレーを続けられたら、ドコモが勝てた試合でした」

──後半18分まではリードしていながら、60分を過ぎてチームのパフォーマンスが落ちたように見えましたが‥‥?

「最初にも言いましたが、チーム全体では11人の選手がケガでプレーできない状態での試合となりました。主力選手ではイエロメ(CTB)、エラスマス(LO)、ブルソー(FL)、泉(HO)がケガでプレーできず、ケガ明けの久内(FB)はリザーブスタートとなりました。同じ選手で長い時間プレーを続けるとプレーの精度が落ちてしまうので、選手も入替えざるを得ません。先々週の近鉄戦で勝利し、その時点では3連勝となり、今週も勝利をめざして戦いましたが、今日は敵陣に入ってミスが出てなかなか勝つことができませんでした」

──今日の試合はNTTダービーでした。

「今日の試合がNTTダービーとして特別な試合だったことは充分、理解しています。その大事な試合に勝てずに大変残念です。大阪ダービーとなった近鉄戦は勝つことができましたが、今日はNTTダービーに勝てず残念です」

リアン・フィルヨーン ゲームキャプテン

「今日の試合ではドコモが敵陣に入ってもミスやターン・オーバーで返されることが多くなり得点につなげることができず、ディフェンスが繰り返される結果になってしまいました。ドコモが勝てなかったこと、チャンスをつかめなかったところを反省点として、次の試合に臨みたいと思います」

──今日の試合はNTTダービーでしたが。

「今日の試合はNTTダービーとして特別な日ととらえていました。この試合のために切磋琢磨してきましたが、チームとして自滅した試合になってしまいました。次の試合までにしっかり修正して、気持ちを落とすことなく頑張っていきたいと思います」

NTTコミュニケーションズシャイニングアークス

NTTコミュニケーションズシャイニングアークスのペニー ヘッドコーチ(右)、金キャプテン

NTTコミュニケーションズシャイニングアークスのペニー ヘッドコーチ(右)、金キャプテン

ロブ・ペニー ヘッドコーチ

「今日は勝てて良かったと思います。しかし、プレーではエラーが多くコーチングスタッフとしてはフラストレーションがたまる試合でした。選手のポテンシャルは高いのにそのレベルのプレーをできていません。強いチームを目指して引き続きしっかりトレーニングしていきたいと思います」

──先週のパナソニック戦では、後半、うまく修正できていましたが?

「ドコモ相手の試合と、インターナショナルスタンダードのパナソニック相手ではゲームプランも違います。今日はドコモに勝ち、チームとしての自信を作ることができたいいゲームでした。しかし、まだまだ修正するべきところが多くあります。月曜日からのトレーニングではボールプレーでのエラーを減らすようにしっかり練習をしていきたいと思います」

金正奎キャプテン

「ヘッドコーチが言った通りですが、今日は勝てたことが大きなことだと思います。多くのチャンスを得ましたが、自分たちのエラーで得点に結びつけることができませんでした。1つのミスを相手に突かれることが多くありました。しかし、ディフェンスでいいパフォーマンスもありました。今日、起用されたルーキーの牧野内(LO)、三宮(PR)も高いパフォーマンスをしてくれて、チームにいい影響を与えてくれたと思います」

──ミスが多くて取りきれなかったと言いましたが?

「もっとシンプルに攻めていけばよかったと思います。一つ一つのプレーでの意思疎通ができていません。ミスをなくして、もっと詰めていければ、得点チャンスがもっと多くあったと思います」

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