トップリーグ 2017-2018 第9節 レポート(NTTコ厶 76-7 コカ・コーラ)

ジャパンラグビー トップリーグ 2017-2018 第9節
2017年10月21日(土)14:00キックオフ/東京・秩父宮ラグビー場
NTTコミュニケーションズシャイニングアークス 76-7 コカ・コーラレッドスパークス

コカ・コーラレッドスパークス

コカ・コーラレッドスパークスのバー ヘッドコーチ(右)、山下キャプテン

コカ・コーラレッドスパークスのバー ヘッドコーチ(右)、山下キャプテン

アール・バー ヘッドコーチ

「今日は秩父宮で試合をすることができ、ありがとうございました。今週も敗戦となり、大変残念です。敵陣でプレーすることを課題として試合に臨みましたが、キックのミスなどあり、それができませんでした」

──今日の敗戦で9試合勝ち星なしとなってしまいましたが、チームを立て直すポイントは何でしょうか? これから1か月のウインドウマンスにどう立て直しますか?

「スクラムの改善が一つの課題です。この点は修正していかなければいけません。また、ディフェンスでファーストボールを相手に与えてしまうことが多くあります。ラックディフェンスも立て直しが必要です。ラックのディフェンスではチームとしてのつながりを出さなければいけません。この点を修正したいと思います。また、精神的な面もしっかり立て直さなければいけません。ウインドウマンス明けからリーグ戦の試合が4試合ありますが、これを全部取れば入替戦も回避できると思います。チームとして前向きにとらえていきたいと思います」

山下昂大キャプテン

「今日の試合ではバックスは特に前節の試合からメンバーに大幅な入替があったため、『シンプルにやろう』そして『アタックを取りきろう』ということを課題にして臨みました。しかし、試合開始直後のキックオフからアンラッキーなトライを取られ、その後も得点チャンスを手繰り寄せることができませんでした。アタックの時間が短く、ディフェンスの時間ばかりでしたが、ディフェンスにも課題が多く出てしまいました。この試合で出た課題をしっかり修正して、トップリーグの後半戦に臨みたいと思います」

NTTコミュニケーションズシャイニングアークス

NTTコミュニケーションズシャイニングアークスのペニー ヘッドコーチ(右)、金キャプテン

NTTコミュニケーションズシャイニングアークスのペニー ヘッドコーチ(右)、金キャプテン

ロブ・ペニー ヘッドコーチ

「今日の試合では前半にちょっと良くなかったところがありましたが、強いチームと信じることができる結果となりました。プレーの正確性が継続され、良かったと思います。また、プレッシャーを掛け続けることができたこともよかったと思います。フェイズを重ねたアタックを継続できたいい試合でした。チームは、今、ケガ人を多く抱えていますが、今日の試合のように76得点も取るのはなかなか難しいことで、それができたことを誇りに思います」

──今日の試合の後、トップリーグの試合は1カ月あまりのウインドウマンス後となります。後半戦に向けてどう勝ちをつなげていきますか?

「開幕戦のリコー戦に負けたのは残念でした。その後、サントリー、パナソニック、ヤマハには負けましたが、これらの敗戦した試合では試合中には良いプレーも多くみられておりポジティブにとらえています。今日もいいプレーが多く見られ、今後に期待しています。ウインドウマンス明けは神戸製鋼との試合になりますが、私たちにとってはグッド・チャレンジになります。6週間もあるのでいい準備をして神戸戦に臨みたいと思います」

──今日の試合では友井川拓選手をSOに、小倉順平選手をFBに起用しましたが?

「ヒラク(拓)はSOをやるのは初めての経験だと思います。これまでSHとWTBでの経験ばかりでしたが、器用な選手ですので、今日はいいプレーができたと思います。ジュンペイ(順平)はトップクラスのプレーヤーです。以前、ヤンチースがSOでプレーした試合でジュンペイはFBをやった経験があります。15番は広い視野を持つことが必要ですが、今日のジュンペイは視野広くプレーできたと思います。彼にはいい機会でした」

金正奎キャプテン

「今日の試合に向けての練習ではノンメンバーの選手たちが素晴らしくいい準備をしてくれました。これが、試合では23人全員が最後まで戦い抜く結果につながったと思います。若い新しいメンバーからはチームにエナジーをもらっています。若い選手がセットピースでよく頑張ってくれました。また、バックスもいい動きをしてくれ、その結果、フォワードも楽になりました。雨の中、80分間通して大きなミスなくプレーを続けられたことが、大量点での勝利という結果につながったと思います。

──今日の試合の後、トップリーグの試合は1カ月あまりのウインドウマンス後となります。後半戦に向けてどう勝ちをつなげていきますか?

「今日の試合のように80分間いいパフォーマンスを一貫性もって出せるように、集中力をもって練習していきたいと思います」

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