トップリーグ2018-2019 第1節レポート(キヤノン 26-20 東芝)

ジャパンラグビー トップリーグ 2018-2019 第1節
2018年8月31日(金)19:30キックオフ/東京・秩父宮ラグビー場
キヤノンイーグルス 26-20 東芝ブレイブルーパス

東芝ブレイブルーパス

東芝ブレイブルーパスの瀬川監督(右)、カフイ キャプテン

東芝ブレイブルーパスの瀬川監督(右)、カフイ キャプテン

瀬川智広監督

「開幕戦ということで、しっかりと臨んだのですが、ゲームの流れを掴むことができず、負けてしまったのは残念です。しかし、まだ、初戦を落としただけですので、しっかり次の試合に向けて準備していきたいと思います」

──悔やまれるところは?

「エリアを取るところです。キックでプレッシャーを掛けて敵陣でやるべき所ができませんでした。ターンオーバーした後も、淡々とやってしまった点も反省点です」

リチャード・カフイ キャプテン

「まず、試合の結果はとても残念です。このゲームにフォーカスして準備してきましたが、ここだというところでプレッシャーを掛け続けることができませんでした。後半はディフェンスもキックもうまくいきませんでした。ただ、良くブリーフィングして、ここまでやってきた自信を次週は取り戻したいと思います」

──キヤノンに上手くマネージメントされたが?

「もちろん、キヤノンさんがキックを上手く使ってプレッシャーを掛けてきましたし、こちらが良くない時にキッキングしてしまいました。当然、キヤノンさんのゲームメイキングが良かったし、大事な時にプレッシャーを早く掛けてきたと思います」

キヤノンイーグルス

キヤノンイーグルスのクッツェー ヘッドコーチ(右)、嶋田 共同キャプテン

キヤノンイーグルスのクッツェー ヘッドコーチ(右)、嶋田 共同キャプテン

アリスター・クッツェー ヘッドコーチ

「今晩は、皆さん(と、日本語で、以下は英語で)。とても選手たちを誇りに思います。我々にとっても、すごく大きなオープニングゲームでした。リスペクトできる、大きな東芝さん相手に、どうスタートするかがとても重要であると臨んだ試合でした。同様に、昨年度スタートが上手くいかなかった東芝さんも良いスタートをしたいと考え臨んだ試合でした。我々はディフェンスが良かったし、大きなFWにセットプレーで立ち向かい、スキルの良いラグビーをしてくれて、誇りに思います。特に、ワークレートとキックチェイス、ターンオーバー後の獲り方も良く、満足しています」

──田村選手のパフォーマンスは?

「個人のことでなく、チームのことを話すのが、私の主義ですが、田村選手は日本代表の10番をやっている理由を、彼に期待されているパフォーマンスで見せてくれました。同じように、チームをリードする素晴らしいシニア選手が庭井選手です。言葉より、アクションでチームを引っ張るリーダーが必要ですが、彼は体現しました。サムエラ選手も同じように日本代表を務めている理由を示したと思います」

──コンタクトは?

「キャプテンが言ってくれたとおり、スクラムのセットプレーでも東芝さんをストップするだけでなく、時には圧倒することができました。コンタクト、コリジョン、ブレイクダウン、モールも良かったと思います」

──今後の課題は?

「すべてのプレーでドミネイト(相手を圧倒)することです。コンタクト、コリジョンは重要です。まず、一つ言っておきたいのは、我々はまだ何も達成していないということです。来週のホンダ戦にフォーカスし、チームとして、今日のパフォーマンスがスタンダードとしてできるようにやっていくことが重要です。特に、我々のラグビーのスタイルとして、5つのエリアを掲げてフォーカスしています。セットプレー、アタック、ディフェンス、キック、コリジョンです。そこが一番大事で、各選手に取り組んでもらっています」

嶋田直人キャプテン

「今晩は。東芝さんという伝統のあるチームと開幕戦を戦うことができて、嬉しく思います。キヤノンとして、一人一人がハードなラグビーをしてくれたのが勝因だと思います。23人だけでなく、ノンメンバーが良く相手になってくれました」

──コンタクトは?

「東芝さんはコンタクトエリアで、バトルして来るチームで、キヤノンはこの試合のコンタクトのレベルに達していたと思います」

──今季、トップリーグ初トライを記録したが?

「皆が繋いでくれたからです。キヤノンのシステムどおり、FWが運んでくれて、たまたま僕に回って来たということです。結果として、今季初トライになったのは嬉しく思います」

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