トップリーグ2018-2019 第4節レポート(東芝 29-14 コカ・コーラ)
ジャパンラグビー トップリーグ 2018-2019 第4節
2018年9月22日(土)16:30キックオフ/東京・秩父宮ラグビー場
東芝ブレイブルーパス 29-14 コカ・コーラレッドスパークス
コカ・コーラレッドスパークス
アール・バー ヘッドコーチ
「今日はありがとうございます。1週間良いトレーニングができたので、今日は自信をもってゲームに入ることができた。しかし、前半はスキルを十分使うことができなかった。ポジション的にも相手より人数が多いにもかかわらず、ターンオーバーを多くされてしまった。後半は選手は頑張ったが、前半に差をつけられたため追い詰めることができなかった。後半だけだと7対5と勝っているが、前半の失点が大きかった」
ラファエレ ティモシー キャプテン
「自信をもって試合に入ることができた。いいスタートを切ることができたし、最初にトライも獲れたが、その後はターンオーバーを多くされてしまった。後半だけだと勝ってはいたし、今年一番のパフォーマンスをすることができたが、まだまだ足りないと感じた」
──攻め込んだ時に、逆に、東芝のバンワイク選手に80メートルの独走をされたが、その時のディフェンスに戻る人数が少ないと感じたが、この点については。
「練習の中では戻る練習はしていた。ゲームの中では、集中して何回も戻ることができていたが、この時だけは戻りきることができなかった」
──2週間あくが、どのような点を修正して残り3試合に臨むのか。
「得意なところをレベルアップすることが大事だと思う。広くスペースを使い、ボールをキープして継続して動かしていくことが大事だと思う」
東芝ブレイブルーパス
瀬川 智広 監督
「パナソニック戦の敗戦を受けてコカ・コーラ戦に切り替えてきた。今日は勝ち点5を獲ろうということで、ペナルティーでのキックなどは考えず積極的にトライを獲りに行くことをチームの目標としていた。結果として勝ち点5を獲れて良かった。まだまだミスが多く100点満点の試合をしていない。勝って反省することができたのは良かったので、2週間後の強いヤマハ戦に向けて、今日の反省を踏まえて準備していきたい」
──今日までの4試合の振り返りと、今後、改善すべきところは。
「すべてのチームが接戦しているとの印象がある。その中で、僅差で2試合を取りこぼしたことは、当初、自分達が描いていたこととは異なっている。ボールが滑るという中で、今年はエリアを獲っていこうとする方針で、22メートルの中に入った場合にはしっかりとスコアするというチームのプランはある。しかし今日もそうだが、大事な時にミスが出てスコアできてないのが課題だ。後半、残りの3試合のヤマハ、クボタ、ホンダはレベルアップしているので、自分達がやってきたことをやって、22メートル内では得点する、もしくはペナルティーを得る、あるいは、自分達のセットプレイで始まるということをしっかりとやっていきたい」
──豊島選手のここまで4試合での評価は。
「能力の高い選手ということは全員が認識している。ただし、ポカが多いのが彼の課題であった。今年はグランドの中で、ゲームの流れを意識してプレイしている。今年はゲームを作っていくメンバーの中の一人にも入っており、内面的な部分で成長している。フルバックもできるし、ランだけでなくキックもできる。今後も活躍を期待していきたい」
リチャード・カフイ キャプテン
「5ポイントを獲って勝つことができてうれしい。5ポイント取ろうということで今週は練習をしてきた。アタックはまだまだで流れを掴むことができなかった。後半はボールをキープしていきたかったができなかった。自分がチームを引っ張っていくことができず、ミスをしてしまったのは残念だが、結果として5ポイントを獲ることができて良かった」
──前半にボーナスポイントの3トライ差としたが、その後トライが獲れず、逆に、後半にコカ・コーラにトライを奪われた。トライを獲るのに苦労しているように見えた。焦りがあったのか。
「フィールド上でパニックになっているように映ったかもしれない。プランとしてはボールをキープして、ゲインラインにアタックしていこうとしていたが、リーダーの自分や、リーチがエラーをしたことでリーダーがチームを引っ張ることができなった。範を示してチームを引っ張りたかった。ヤマハ戦に向けてしっかりと振り返り、できることをやっていきたい」