トップリーグ2018-2019 第4節レポート(NTTコ厶 45-28 日野)

ジャパンラグビー トップリーグ 2018-2019 第4節
2018年9月22日(土)16:00キックオフ/宮城・ユアテックスタジアム仙台
NTTコミュニケーションズシャイニングアークス 45-28 日野レッドドルフィンズ

日野レッドドルフィンズ

日野レッドドルフィンズの細谷監督(右)、ラトゥ 主将

日野レッドドルフィンズの細谷監督(右)、ラトゥ 主将

細谷 直 監督

「ゲームの入り方を意識していた中で、前半20分で4トライを取られてしまったのが最大の敗因です。
コンタクトエリアでダイレクトプレーを増やし始めたときは、相手も受け身にまわり、もう少し早く選手たちがそこを進行していくべきだったと思います。
勝負どころで相手が少ない状況の中で冷静さを欠いたところも敗因のひとつです」

──前半、後半それぞれ序盤での失点(トライ)の原因、課題は?

「前半はバックラインのディフェンスのところでマークのノミネートを間違えていた。
またディフェンスラインでバックスが何ヶ所か飛び出してしまい、そこを相手が見逃さなかったです。
後半はいらないペナルティーで簡単にゴール前に運ばれてしまいました。
非常に悔やまれる部分で、まだまだ経験も含めて至らないところです」

──前半、後半の選手交代の判断は?

「前半は林選手の出血で、後半の布陣は以前から準備していました。
ハーフ陣のスピードアップとラインコントロールでディフェンスラインを崩して、外のスピードのある選手に繋げる。そこは後半最後のトライも含めて機能していました」

ニリ・ラトゥ 主将

「ゲームの入り方が悪かったです。
最初の10分間集中しようとチームで話していたができていなかった。
そこが今日の大きな反省点です。
ポジティブな面では80分間諦めずに戦い続けられていたと思います」

──相手がレッドカードになったときにチームで話し合ったことは?

「ボールをキープしようということを話し合いました」

──後半の最後に4つ目のトライを取りましたが、チームとしてどんな気持ちでプレーしてトライに結び付けましたか?

「みんな諦めずに戦ったというのは良かったと思います。
攻めている試合で学ぶこと、反省点や教訓が沢山出てくるので、残り3試合に生かして戦っていきたいと思います」

──チームに対する想いとは?さらに結束を強くするために必要なことは?

「一緒に戦う家族という想いです。家族(チーム)のために一生懸命やります。
外国人選手が多いので、結束するためには日本人選手のやり方や考え方を受け入れてやることも大事なことです。
細かいことを修正していくことも結束に繋がっていくと思います」

NTTコミュニケーションズシャイニングアークス

NTTコミュニケーションズシャイニングアークスのペニー ヘッドコーチ(右)、三浦選手

NTTコミュニケーションズシャイニングアークスのペニー ヘッドコーチ(右)、三浦選手

ロブ・ペニー ヘッドコーチ

「前半いいスタートが切れて、いいトライも最初は生まれていました。
ですが規律の面でかなりもどかしい展開になりました。
後半は自分たちの力を過信していたところもあり綺麗には勝てなかったです。
シーズンの前半はいいスタートが切れ、次節に向けても良い自信になっていると思います」

──規律の部分で改善していくことで今考えていることは?

「レッドカードについてはそこまで気にしてはいないです。
いつも規律の面では選手達は保てていると思います。
イエローカードが起きたときのプレーというのは、レフリーの立場からするとその前のプレーでも同じようなペナルティーをしていたので与えられたのだと思います」

三浦 嶺 選手

「ゲームの入りはヘッドコーチが言った通り、自分たちのスキルを100%出すことができたと思います。
ゲームが進む中、自分たちの規律の部分でゲームを崩してしまい、相手に勢いをつかせてしまったところが大きな反省点です。
チームで改善して次に挑みたいと思います」

──レッドカードで14人になったときにチームで話し合ったことは?

「しっかり一人一人インテンシティを上げて、プラスワンを全員で意識していくことを話し合いました」

──今日のスクラムについては?

「自分たちのスクラムが組めたかと言われればそうではなかったです。
春からやって来たことに対してこの結果というのは納得できていないので、今後それよりもっと厳しい練習をしていかなければいけないと思います」

(記事:佐藤 裕亮)

RELATED NEWS