トップリーグ2018-2019 第5節レポート(サントリー 35-24 豊田自動織機)
ジャパンラグビー トップリーグ 2018-2019 第5節
2018年10月7日(日)13:00キックオフ/山梨・山梨中銀スタジアム
サントリーサンゴリアス 35-24 豊田自動織機シャトルズ
豊田自動織機シャトルズ
レオン・ホールデン ヘッドコーチ
「手堅い試合の1つだった。サントリーに対する戦術(セットピースでは勝れると思っていた)は正しかった。特に後半最後まで戦い続けられたことが良かった。サントリーはラックでファイトしてスローダウンを図り、うちは早い球出しができなかった。レフリーとの関係もあるかもしれないが、ラック周りの修正はしていきたいと思う。特に試合のキーポイントになったと思うのは、後半ずっとスクラムでペナルティを取っていたシーンだ。スクラムが6回もリセットになったが、イエローカードがもらえなかった。もしイエローカードが出ていたならば、15人対14人で残り10分、どうなっていたかわからない。ただもう終わった事なので、来週の神戸戦に向けてしっかりリカバリーからしていきたい」
松本 仁志キャプテン
「前半20分間でゲームを支配したかったが、サントリーがうまくスペースに入ってゲームを進めた。後半はサントリーのブレイクダウンに対しても自分たちの「アタックにこだわる」リズムがうまく作れた。また、セットピースの強みをうまくいかせたと思う。来週に向けて、前半から試合をコントロールしていけるように準備をしていきたい」
サントリーサンゴリアス
沢木敬介 監督
「納得できる試合内容ではなかった。でも,この試合で次に修正すべきターゲットが明確になった。来週のサニックス戦に向けて準備をしていきたい。そのターゲットはいくつかあって、システム的なことやメンタル的なことの両方ある。そのうち何か1つでも変わればサントリーは変われる。そうなるべく苦しみもがいて変えていく。「たられば」を言っているようではまだまだ。うちは状態の良い選手を出すというスタイルにブレはない。スクラムは単純に豊田自動織機が強かったということ」
流 大キャプテン
「サントリーの目指すべきラグビー(ボールを持ってしっかりアタックするラグビー)が全くできず、スタンダードの低いラグビーになってしまった。個々の単純ミスが多く、それを繰り返してしまっている。『たられば』ではなく、もっと突き詰めていかなければこの先はもっと苦しむことになる。最後はホーンが鳴った後も攻め続けたが、単純にトライを取りにいったから。でもその時、ピッチに立っている15人が同じ気持ちだったかと言われれば、そう言いきれない部分がある。そうなってしまったのはキャプテンである自分に責任がある」