トップリーグカップ2018-2019 プール戦 第1節レポート(クボタ 42-14 宗像サニックス)

ジャパンラグビー トップリーグカップ 2018-2019 プール戦 第1節
2018年11月11日(日)13:00キックオフ/新潟・新潟市陸上競技場
クボタスピアーズ 42-14 宗像サニックスブルース

宗像サニックスブルース

宗像サニックスブルースの鬼束アシスタントコーチ(左)、金堂ゲームキャプテン

宗像サニックスブルースの鬼束アシスタントコーチ(左)、金堂ゲームキャプテン

鬼束アシスタントコーチ

「いい感じで先制したが、流れを相手に持っていかれた。その流れをもう一度こちらに持ってこれなかった。なかなか試合に出ていないメンバーもいたので経験の足りない部分だった」

金堂礼ゲームキャプテン

「シーズンに入って1勝もしていないので、このクボタ戦で1勝しようという気持ちでみんなが臨んだ。最初の入りはよかった。何度もゴール前に攻め込む場面もあったが取り急ぎすぎてミスが出た。クボタに攻められたときにペナルティを犯して、そのまま勢いに押されて差がついた。

──今日のゲームプランは。

「リーグ戦では勝てなかった。要因としてセットプレー。スクラム、ラインアウトがうまくいかなかった。また反則が多かったのでそこを課題としてあげていた。順位決定戦に向けて限られたオプションの中でアタックが機能しなかった部分がある。しかし積極的にトライを取って勝ちにいくことで自分らのいい薬になるのでそこをめざした」

──(クボタの)守備の圧力が強かったのか。

「クボタのディフェンスのシステムが外から見ててもプレッシャーをかけていると感じた。いいテンポで攻撃できている時はずらして攻撃できていた。時間が経つにつれて経験の差が出た」

──よかった点は。

「1人1人がアグレッシブにアタックできた。前半でクボタのディフェンスの圧力を受けて後半もっとボールを散らして狙ったところの次のパスでギャップをつけたり前に出られたりして修正できたところは収穫だった。

──新潟とサニックスは縁があるが新潟での試合の感想は
「グラウンドがきれいな芝生でサニックスの展開ラグビーをするにはいいピッチ状態だった。少年ラグビーの子供達がたくさん見に来てくれていた。いいプレーで勝つところを見せたかった。たくさんの方が見に来てくれて感謝している。勝って恩返ししたかった」

クボタスピアーズ

クボタスピアーズのルディケ ヘッドコーチ(左)、四至本ゲームキャプテン

クボタスピアーズのルディケ ヘッドコーチ(左)、四至本ゲームキャプテン

フラン・ルディケ ヘッドコーチ

「非常にいいパフォーマンスで勝てた。これで残りのシーズンに向けていい積み重ねができた。サニックスが素晴らしいスタートを切ったが選手が落ち着いて盛り返した展開だった」

四至本侑城ゲームキャプテン

「今週練習でやってきた準備をすべてやろうと言うところだったが最初サニックスのいいスタートがあったので受けてしまったところが反省点。試合の中でしっかり修正できたのがチームとしてよかった」

──試合中どこを修正していったのか。

「サニックスはアタッキングチームなのでファーストタックルで相手を前で止めることをイメージした。簡単にミスをしない、しっかり守ると言った基礎的なことをしっかりやろうということ」

──前半のサニックスの2トライはチーム内で連携ミスやコミュニケーションがうまくいかなかったことがあったのか。

「そうです。向こうの強いランナーを止めきれなかった。ディフェンスがよってしまい、自分たちでプレッシャーをかけてしまった」

──今日のアタックで意識したことは。

「エリアを取ること。フォワード、モールで取りきることを意識した」

──今日の点差について。

「ここまで点差がつくとは思っていなかった。常に自分たちにフォーカスして、前半終わったときもゼロゼロからスタートとして目の前の仕事をひとつひとつやった結果が点差になった。点差よりも自分たちのやりたいことがやれたというイメージ」

──クボタは毎年新潟で試合をしているが、今日のグラウンドの雰囲気は。

「グラウンドコンディションは毎回いい。ファンや子供達が温かく試合のやりやすい環境で、みんな新潟はよかったと言っている。また呼んでください」

──スクラムで相手を押していたが。

「自分たちの強みだと思っている。こだわってしっかり自分たちの仕事をしようと言っている」

──次の試合に向けて課題は。

「いいスタートを切る事に尽きる。チームが波に乗る事です」

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