トップリーグカップ2018-2019 プール戦 第3節レポート(パナソニック 41-36 キヤノン)

ジャパンラグビー トップリーグカップ 2018-2019 プール戦 第3節
2018年11月24日(土)14:00キックオフ/埼玉・熊谷スポーツ文化公園ラグビー場(県営ラグビー場)
パナソニック ワイルドナイツ 41-36 キヤノンイーグルス

キヤノンイーグルス

キヤノンイーグルスのクッツェー監督(右)、嶋田キャプテン

キヤノンイーグルスのクッツェー監督(右)、嶋田キャプテン

アリスター・クッツェー監督

「今日の試合、負けてしまい、非常に残念な結果でした。パナソニック戦に向けていい準備をしてきましたが、序盤がよくなくて17点ほど相手に献上してしまい、その後立て直して、最後20分のところではうちが勝っていた時間帯もあるので、後半はある程度戦えたと思っています。
ゲームの中でうまくできなかったこととしてボールをキープし続けること、敵陣に入ったアタックの際に50/50のパスをしてしまったり、相手のインターセプトなどで、流れを失ってしまいました。私はチームを誇りに思っていますし、後半最後の場面で、トライまでもっていければと思っていました。
レフリングと合わなかったところもありましたが、うちのチームも修正しないといけない部分もあると思いますので、今日の試合での経験を次の試合に繋げていきたいと思います」

嶋田直人キャプテン

「本日はありがとうございました。今日のゲームは勝てるチャンスがあったと思うので、それを生かすことができなかったのが非常に残念ですし悔しいです。ただ試合の中で、良いプレーもたくさんありましたので、この1週間でしっかり立て直して、次の試合が非常に大切な試合になると思うので、チーム一丸となっていい準備をしていきたいと思います」

パナソニック ワイルドナイツ

パナソニック ワイルドナイツのディーンズ監督(右)、ガンター ゲームキャプテン

パナソニック ワイルドナイツのディーンズ監督(右)、ガンター ゲームキャプテン

ロビー・ディーンズ監督

「まずはこのチームでカップ戦3試合に全て勝ったことを誇りに思っています。彼らがこの試合で成長、成熟度、リーダーシップ、反骨心をよく見せてくれ、それは偶然ではなく、日々の積み重ねからしっかりやってこれたことがこのような結果につながっていると思います。
そして、ベン・ガンターがキャプテンとして初めての試合だったわけですが、この試合の中でキャプテンとして良いパフォーマンスでチームを引っ張ってくれとても素晴らしかったと思います。彼の声を聞いてあげてください」

──今日の試合は梶選手のプレーが印象的だったのですが、来週からの順位決定戦に向けてどのように評価していますか?

「梶選手は、成長している選手でさらに今も成長をし続けている選手だと思います。特にトライをとったプレーは簡単に取れるトライではないと思いますし、とても素晴らしいプレーだったと思います。
また自分の強みをどんどん出してそれを積み重ねていっている選手だと思います。来週からトップリーグのファイナルが始まって、準々決勝、準決勝と試合が重なりますが、日本代表のメンバーも(遠征を終えて)帰ってき、今日出場した選手も含めリカバリーして、これからのメンバーを決めていくわけですが、今日出場してくれた選手たちのパフォーマンスには感銘を受けています。
この3週間でわかった通り、我がチームには何人でも選んでよければ、素晴らしい選手がたくさんいます。その中で23人を決めなければいけないのですが、試合に出る以外のメンバーが、試合に出るメンバーをしっかりサポートして、送り出せれば、試合に出るメンバーもしっかりしたパフォーマンスを発揮してくれるだろうと期待しています。
セレクションが、大きな悩みだとすれば、それは私たちにとって喜ばしい問題だと思います」

ベン・ガンター ゲームキャプテン

「監督が言われたように、今日、私の初めてのキャプテンとしての試合がここ熊谷で開催されたことを大変光栄に思っていますし、嬉しく思っています。
この2週間、厳しい試合になるということを想定した上で、この試合に勝って3連勝したいという思いで、しっかりやってきました。そういった思いのもと、ここ熊谷で勝ててとても嬉しいです。

── 初キャプテンということでしたが、どのような心構えでこの試合に臨んだのでしょうか。

「初キャプテンということで、監督に指名された時は、言葉に言い表せないくらい誇りに思いましたし、非常に嬉しく思いました。
キャプテンとしてこの試合を任されましたが、素晴らしい選手たちがいてストラクチャーがしっかりしたチームなので、まずは自分の仕事をしっかりやることでチームを引っ張っていこうと考えました。
周りの選手たちが支えてくれるので、あまりプレッシャーに感じることなく周りの選手たちを頼ることでいい試合ができると思っていました。その上で、自分がキャプテンを務めたこのゲームでしっかり勝てたということに満足しています」

(狐塚賢一郎)

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