トップリーグカップ2019 プール戦 第2節レポート(NEC 7-5 リコー)

ジャパンラグビー トップリーグカップ2019 プール戦 第2節
2019年6月28日(金)19:30キックオフ/東京・秩父宮ラグビー場
NECグリーンロケッツ 7-5 リコーブラックラムズ

リコーブラックラムズ

リコーブラックラムズの神鳥監督(右)、濱野キャプテン

リコーブラックラムズの神鳥監督(右)、濱野キャプテン

神鳥 裕之 監督

「本日はありがとうございました。天候によりコンディションの悪い中、たくさんのファンの方々に会場に足を運んでいただきありがとうございました。今日のゲームは残念でした。アタックではなかなかリズムをつかめず、NECさんのディフェンスにリコーが攻めあぐんだかたちになりました。もっとグレードアップできると思います。アタックでの精度、簡単な判断ミス、攻防などの面での精度を上げていきたいと思います。ディフェンスでよく守っていたところなど、良かったところもありましたので、また、次戦に向けてしっかりと準備していきたいと思います」

濱野 大輔 キャプテン

「本日はありがとうございました。今日はNECさんのディフェンスに対して自分たちのアタックプランが全く実行できませんでした。リコーの細かなミスに対してNECがそれをしっかりチャンスに生かしたのが、今日の試合の敗因になったと思います。具体的に言えば、FWとバックスのコネクションでのコミュニケーションミスなどがあったときに、リコーのハンドリングミスや、ランニングコース、サポートプレーヤーが足らないなどのミスとなりNECさんがしっかりプレッシャーをかけてきて、リコーのアタックプランが実行できなくなったところがありました。ただ、この負けを全員でポジティブに考えて成長へのステップにして、次の神戸製鋼戦では勝てるように準備をしていきたいと思います。なお、終盤にPKをもらった時にゴールを狙わなかったのはFWと話し合った上で、自信のあるラインアウトモールからの得点を狙ったものです。最後、ドロップゴールを狙ったのはSO堀米航平選手の判断によるものでしたが、NECのディフェンスに対して僕らがしっかりブロックしていなかったこともあり(DGは失敗しましたが)チームとしてはポジティブに考えたいと思います」

NECグリーンロケッツ

NECグリーンロケッツの浅野ヘッドコーチ(右)、亀井キャプテン

NECグリーンロケッツの浅野ヘッドコーチ(右)、亀井キャプテン

浅野 良太ヘッドコーチ

「金曜ナイターということで『NECグリーンナイト』と銘打って盛り上げる準備をしてきましたが、まずは雨にも拘わらず多くのサポーターの方々に来ていただきありがとうございました。選手が入場した瞬間に、サポーターの方々が緑の灯りで揃えた応援をしていただき、選手にとっては奮い立つものがありました。素晴らしい応援をしていただいた観客の皆様に感謝します。グリーンナイトを準備するにあたりご協力いただいた会社関係者、ボランティアの方々にお礼申し上げます。ゲームは、私が現役時代には0-0のスコアレスの試合をしたことがありましたが、ここまでロースコアになるとは思いませんでした。前半を0-0で折り返して、後半、グリーンウォール(緑の壁)でグリーンナイトを盛り上げようと送り出しましたが、最後までグリーンウォールが立ち続けてくれました。我々今シーズンはトップ4に入るため『日本一のディフェンス』をテーマに掲げていますが、そのひとつが見えた試合だったと思います」

亀井 亮依 キャプテン

「今日は、会社を挙げて『グリーンナイト』を準備していただき素晴らしい試合をすることができました。感謝いたします。前半0-0で折り返したところで今日はロースコアの試合になるだろうと思い、敵陣に入ったらショットを狙うこととしました。(後半20分に)PGを狙った場面では、新人のSO金井大雪選手が外してしまいましたが、チームとしてはいい選択だったと思います。試合を通じ、ブレイクダウンとディシプリンが課題でしたが、反則が多くなったところがまだまだ改善するべき課題だと思います。ラインブレイクしてもノットリリースなどの反則がありました。しかし、今日は勝ち切れたことが良かったと思います」

RELATED NEWS