トップリーグカップ2019 プール戦 第2節レポート(日野 40-12 栗田工業)

ジャパンラグビー トップリーグカップ2019 プール戦 第2節
2019年6月29日(土)14:00キックオフ/東京・秩父宮ラグビー場
日野レッドドルフィンズ 40-12 栗田工業ウォーターガッシュ

栗田工業ウォーターガッシュ

栗田工業ウォーターガッシュの山田監督(右)、中島キャプテン

栗田工業ウォーターガッシュの山田監督(右)、中島キャプテン

山田紘也監督

「今日の試合を第一戦と同じようにフォーカスして来ました。前半は自分たちのペースでできました。後半、13人になるまでは自分たちのラグビーをできていた印象があります。13人になるとは、栗田としてはそこまでは考えていませんでした。サントリーさんとやる時までにしっかり修正したいと思います」

──13人とは?

「センターがイエローをもらう前に、15番が負傷退場していましたので」

中島拓也キャプテン

「前半はホンダ戦と同じようにトップリーグのチームと戦える手応えはあったのですが、後半の途中から、接点で差し込まれて、システムが崩れ始めたところがあったので、そこはしっかり修正して、またサントリーさんと戦っていきたいと思います」

日野レッドドルフィンズ

日野レッドドルフィンズの細谷監督(右)、クリップス選手

日野レッドドルフィンズの細谷監督(右)、クリップス選手

細谷直監督

「自力で一位通過するためには、マスト5点という状況でした。最近の試合で入りが悪くてトライを積み重ねられてしまうところがありましたので、そこのディフェンスの修正を、一番の課題として臨んだ試合でした。おおむねディフェンスについては、全体としては上手くいったと思います。セットプレーでウイングと内側とのコミュニケーションが上手くいかないところはありましたが。ただ、やりたい展開には、まだ程遠く、ミスが積み重なるという課題は残りましたが、つぎ、しっかり修正して勝ち点5にこだわって、サントリーさんに挑めるように、しっかりフォーカスして、トップリーグの一員として臨みたいと思います」

──やりたかった展開ができなかったとは?

「一番はブレイクダウンです。まだ安定していません。相手をしっかり越えていなかったり、ボールをしっかりプロテクトできずにハーフがプレッシャーを受けています。我々が50cm支配と呼んでいるところができていないです。ベーシックな、ファンダメンタルなところです。あとは、我々はエッジにボールを運んでいますが、切り返しのところの近場をカバーしていくFWでのミスが多発しています。その二つがパナソニック戦と同じ数です。ディフェンスでのペナルティが多かったのですが、あそこは慌てなくても良かったと思います。しっかりと守ってディフェンスの人数を増やすチャンスはあったと思いますが、無理な仕掛けで刈り取ろうとしてのペナルティでした」

ヘイデン・クリップス選手

「最初の入りというものがありますが、チャンスを作り出しているにも関わらず、しっかりサポートできていません。システムをしっかりやり切るところを修正したいと思います。小さいところを丁寧にやりたい。ウェットなコンディションはありましたが、そこに対処して、細かいところをしっかり丁寧にやることを前面に出していきたいと思います」

──ペナルティの多さは?

「基本的に、どこがペナルティかは良く分かりませんでした。でも、レフリーに影響させていく力も必要です。強いアタックでペナルティを取られることもありますから、ラックから少し下がってのアタックとか工夫も必要です。自分たちが相手にチャンスを与えてしまったと思います。これも、次に向けての改善点です。勝ったことについては良かったと思います。改善点が見つけられたのも良かったと思います」

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