トップリーグカップ2019 プール戦 第3節レポート(リコー 13-19 神戸製鋼)

ジャパンラグビー トップリーグカップ2019 プール戦 第3節
2019年7月5日(金)19:30キックオフ/東京・秩父宮ラグビー場
リコーブラックラムズ 13-19 神戸製鋼コベルコスティーラーズ

リコーブラックラムズ

リコーブラックラムズの神鳥監督(右)、松橋ゲームキャプテン

リコーブラックラムズの神鳥監督(右)、松橋ゲームキャプテン

神鳥裕之監督

「金曜のナイターということで、たくさんのお客様に足を運んでいただき感謝しております。今日のゲームにおいては、結果としては非常に残念です。去年のチャンピオンチームに対してファイティングスピリット、戦う気持ちの部分については見ていた人たちにも伝えられたのではないかと思います。しかし、実行力、細かな判断、スキル、厳しい局面でのディシプリンというところで、もっともっと自分たちはレベルを上げないといけないなと感じさせてもらえるような試合でした。セットプレーからのモールなど相手を苦しめるシーンもたくさんありましたので、ポジティブな部分には目を向けながら、できなかったところは次の近鉄戦に向けてしっかり反省していきたいと思います」

松橋周平ゲームキャプテン

「勝ちたかった試合でした。何とか勝って1位通過をと狙ったのですが、結果として負けてしまい、結局神戸さんが一枚上であったなと素直に感じました。相手メンバーをみたときに、我々をリスペクトしているメンバーだと感じました。それに対し、我々のマインドやラグビーで相手を圧倒しようというところを最初の部分や所々見せることができたなと思います。しかし、大事なところのディシプリンであったり、私もペナルティをしてしまった部分もありますし、規律の部分であったり、オフサイドをする前の部分に問題があったりするので、その辺りを徹底して直してもっとタフなチームにならないといけないなと素直に思いました。後半にラインアウトをミスしてしまう、ラストのタッチをミスしてしまうなど、そのようなプレッシャーに勝っていく、タッチをしっかり蹴ってトライをとっていくという部分など、タフな強さをさらに鍛えないといけないかなとすごく思いました。今日は良い経験になったので、次の試合に向けて良い準備をしていきたい」

神戸製鋼コベルコスティーラーズ

神戸製鋼コベルコスティーラーズのディロン ヘッドコーチ(右)、エリス キャプテン

神戸製鋼コベルコスティーラーズのディロン ヘッドコーチ(右)、エリス キャプテン

デーブ・ディロン ヘッドコーチ

「勝つことができて本当に良かったです。リコーさんからタフな試合を強いられました。数週間プレーしていなかったエリス選手のことを誇りに思います。自分たちが負けてもおかしくない中で、試合をしっかり勝ち切ることができた選手たちを誇りに思います」

アンドリュー・エリス キャプテン

「4月に再集合した段階からこのプール戦、この試合がどんなに重要かという話をしました。このプール戦の仕組みとして自分たちが一試合でも負けたら準決勝に進めないからです。今週、自分たちで互いに厳しくやりあってきました。今日の試合に関しては、自分たちにとってのテストマッチと同じ意味合いを持っていると部員たちには話をしてきました。神戸のディフェンスですが、それぞれの状況によってテストマッチと同じレベルのインテンシティとフィジカルが求められます。今回の勝利は、チーム全員の勝利です。すなわち、部員数が多いチームでシーズンを過ごしている中で、ノンメンバーやメンバーたちがリコーと同じようなパフォーマンスを、この一週間の準備の中でやってくれたお陰で勝つことができたと思います」

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