トップリーグカップ2019 プール戦 第3節レポート(清水建設 12-76 日野)

ジャパンラグビー トップリーグカップ2019 プール戦 第3節
2019年7月6日(土)14:00キックオフ/東京・駒沢オリンピック公園総合運動場陸上競技場
清水建設ブルーシャークス 12-76 日野レッドドルフィンズ

清水建設ブルーシャークス

清水建設ブルーシャークスの飯島監督(左)、安永キャプテン

清水建設ブルーシャークスの飯島監督(左)、安永キャプテン

飯島崇監督

「日野さんの本当に上手いタックルでボールを奪われ、繋がれ、自分達としては思うようにできなかった、そして敵陣に入って行くことができなかったということが非常に厳しい点差ともなりましたし、今日のゲームを物語っているということだと思います。
このレベルは試合をやってみないと経験できなかった思います。最後のフィニッシュだったり、細部のきめ細やかさ、そして上手さ、というところが下のリーグとは違うところで、それを経験したことはチームとしてプラスになるところでもあり、この中で戦って行くには自分達は、まだまだということを認識できたということ、そして通用した部分が確認できたということ、それが非常に良かったと思います」

安永賢人キャプテン

「第3節ということで、毎試合チャレンジする立場なので自分達のベクトルに向け、短い期間でしたが相手へのディフェンスを含め必死に準備してきましたが、前半の入りの部分から受けてしまい、また敵陣に入っても結末が悪かったりと自分達のペースで試合をできず点差を重ねられてしまい敗戦となりました。次に向けて大きな反省ができたので、あと1週間短い時間ですがしっかりと準備していきたいと思います。
ここまで、自分達の強みが出せたところはしっり取れていますし、逆に相手のアタック受けてしまうと、はまってしまうところもあるので、まずはフィジカルの面でもっともっと対等に渡り合えるようにして行かなければならない。まだ2試合ありますがメインのトップチャレンジリーグが始まるまでに、しっかり準備していかなければならないと思います」

日野レッドドルフィンズ

日野レッドドルフィンズの細谷直監督(右)、ラトゥ ゲームキャプテン

日野レッドドルフィンズの細谷直監督(右)、ラトゥ ゲームキャプテン

細谷直監督

「今日は清水建設が、おそらく我々に対して、すごいチャレンジをしてくるだろうと、ディフェンスも含めて捨て身のディフェンスをしてくるとか、そういうチャレンジに対して我々は決して受けない。受けない1つのポイントとしてNo.8ニリを中心として近場のディフェンスでプレッシャーをかけてくるところを、逆に我々がプレッシャーをかけていこうと、そこはパス回数も少なくして早く接点で仕掛けて1人目のボールキャリーに2人目〜3人目の寄りを早くし、そこでディフェンスを集めてから外に展開していこうと、そういったメインのプランを選手達が共有し続けたことで、途中タイトなところもありましたが、80分間の中では清水建設がメンタル的に耐え切れなくなった時間帯を迎えられてから我々がスコアをしっかりと重ねることができた。このような試合展開は昨年までの公式戦ではあまりなかった。リーグのカテゴリーが違いますがサントリーvs清水建設戦のスコア内容に、あまり引けを取らないような試合ができ、次の試合に向けて良いシミュレーションと自信にも繋がり、良い準備ができているかと思いました」

ニリ・ラトゥ ゲームキャプテン

「選手達の取り組んだ姿勢に対し、非常に誇りに思っています。今回のフォーカスポイントとして遂行力をあげてきました。システムの中にステイし続けること。そして最初の20分間でしっかりできたと思っています。今日の勝利は本当に嬉しいのですが、本当のチャレンジは来週だと皆感じています」

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