トップリーグカップ2019 プール戦 第4節レポート(東芝 35-15 NTTドコモ)

ジャパンラグビー トップリーグカップ2019 プール戦 第4節
2019年7月13日(土)19:00キックオフ/東京・秩父宮ラグビー場
東芝ブレイブルーパス 35-15 NTTドコモレッドハリケーンズ

NTTドコモレッドハリケーンズ

NTTドコモレッドハリケーンズのブリューワー ヘッドコーチ(右)、金ゲームキャプテン

NTTドコモレッドハリケーンズのブリューワー ヘッドコーチ(右)、金ゲームキャプテン

マイケル・ブリューワー ヘッドコーチ

「今日の試合では私たちのチームのプレーを非常に誇りに思います。フィールド上でいいラグビー、プレーができていました。東芝さんはセットプレーがとても強いチームでした。東芝さんに思い通りのプレーをさせないようにはできたと思います。スクラム、ラインアウト、ディフェンスなど改善すべき点がはっきり出ましたので、これらの課題を改善していけば、来年のトップリーグではしっかり戦えるチームになると思います。トップリーグ開幕までには時間はたっぷりあります。アタックだけでなくディフェンスも課題です。チームとしてはセットピースが一番の課題ですが、けが人が復帰し、新戦力の外国人選手であるリアム・スクワイア、スティーブン・バーンストロムらキーマンになる選手が戻ってくればセットピースも向上してくると思います」

金 勇輝ゲームキャプテン

「今日の試合では東芝さんの強いフォワードにやられ、また強いランナーを使って得点を重ねられてしまいました。ドコモとしてはコリジョン、コンタクトで負けないことを課題として、一人一人がジャージーに誇りを持ち戦えました。先週のヤマハ戦の敗戦で、チームとして課題を見つめ直し、本音で話し合い、それぞれの選手が何をすればいいかということを考えて試合に臨みました。ノンメンバーを含めしっかりハードワークして試合への準備をして、試合に出るメンバーは責任感を持って試合に臨み、チームの一体感を感じることができました。前半はいい出来でハーフタイムを迎えることができました。後半の最初に先制点を取りたかったのですが、逆に東芝さんに取られてしまいました。前半、いいプレーができていたので、後半については少し悔いが残ります。来週はNTTコミュニケーションズとのNTTダービーになりますが、是非、勝ちたいと思います。今日の負けの借りをしっかりと返したいと思います」

東芝ブレイブルーパス

東芝ブレイブルーパスの瀬川監督(右)、小川キャプテン

東芝ブレイブルーパスの瀬川監督(右)、小川キャプテン

瀬川 智広監督

「本日はありがとうございました。今日の試合についてはフォワードの頑張りに尽きると思います。トップリーグのレギュレーションでは、カップ戦では外国人選手の人数制限はありませんが、東芝では東芝に入ってから成長してくれた多くの選手が試合に出て力を出してくれています。戦い方としてはフォワードのセットプレーは計算できるかなと思いましたが、スペースを突かれたところなど細かなコミュニケーションがしっかりできていなかったと思います。今日もWTBナイカブラ選手の活躍はありがたいと思っています。彼の練習に取り組む姿勢は、日本人選手だけでなく外国人選手からも一目置かれるほど、しっかりしたものです。次の九電戦でもしっかり勝利して、プール戦1位通過でプレーオフに進みたいと思います」

小川高廣キャプテン

「今日は特に前半は苦しい時間も続きましたが、選手たちが皆、落ち着いてプレーできて勝てて良かったです。カップ戦で勝利が続いていて、チームの雰囲気はとてもいいですが、試合に向かう時に選手たちが『早く試合をしたい』という気持ちになっていて、チームが悪い雰囲気になったときにでる『試合がいやだな』といった気持ちは全く感じられません。今日の試合でも課題が出たところがあると思いますが、確実に前向きにレベルアップして次戦に臨みたいと思います」

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