トップリーグカップ2019 プール戦 第5節レポート(リコー 82-0 マツダ)

ジャパンラグビー トップリーグカップ2019 プール戦 第5節
2019年7月20日(土)16:30キックオフ/東京・秩父宮ラグビー場
リコーブラックラムズ 82-0 マツダブルーズーマーズ

マツダブルーズーマーズ

マツダブルーズーマーズの坂本監督(右)、齊藤キャプテン

マツダブルーズーマーズの坂本監督(右)、齊藤キャプテン

坂本秀彰 監督

「まず、トップリーグカップ戦で毎試合素晴らしい環境を整えていただき、協会ほか関係者の皆様にお礼を申し上げます。また、カップ戦を通じ、天気もあまり良くない中、多くのサポーターの方々に来ていただき、選手の背中を押していただきました。まことにありがとうございました。
今日の試合でカップ戦最終戦になりますので、『やってきたことを出し切ろう』という気持ちで試合に臨みました。しかし、セットプレーでなかなかリズムをつかめず、自らの手で試合を苦しくしてしまいました。アタック面では、少ない攻撃のチャンスの時に、ミスでボールを渡してしまうこともありました。フェイズを繰り返せた時もありましたが、攻め疲れたところでターンオーバーされ、一気に持って行かれたこともありました。しかし、選手は80分間、勝敗にこだわらず、どこまで挑んでいけるかということを最後までやってくれました」

齊藤遼太郎 キャプテン

「これまでカップ戦の試合を4試合戦い、確実に成長してきたものがありました。そこで得たものをチャレンジャーとしてこの試合で出し切ろうと臨みました。最初の10分間で相手に得点を与えなければ、自分たちで勢いに乗れると確信していたので、そこにフォーカスしてやってきました。カップ戦4試合を通じ、格上のトップリーグのチームにはフィジカルでは劣るところはありますが、前に出るディフェンスは十分通じると思いました。しかし、今日の試合では少ないチャンスの時に反則からボールを奪われ、逆に得点を与えてしまう結果となりました。このカップ戦での試合経験を通じ、十分に通用するところはあると感じていましたが、今日の試合では選手の雰囲気をなかなか上に向けることができず、このような試合展開となってしまいました」

リコーブラックラムズ

リコーブラックラムズの神鳥監督(右)、濱野キャプテン

リコーブラックラムズの神鳥監督(右)、濱野キャプテン

神鳥裕之監督

「ありがとうございました。カップ戦最終戦ということで、自分たちのスタイルをしっかり出して、1月からのリーグ戦につなげられるラグビーをしようと臨みました。相手チームを0点に抑え、ストラクチャーを守り、ディシプリンを保てたことは良かったと思います。点差云々より、マインドセットの難しさや、ビッグスコアになったときの自制の気持ちなどの点は今日の試合からの収穫だと思います。リーグ戦までは時間があきますが、それまでしっかりと準備をしていきたいと思います」

濱野大輔キャプテン

「ありがとうございました。カップ戦最終戦ですので、アタックではしっかりリセットして我慢強いアタックを継続しよう。ディフェンスでは強いラインディフェンスを徹底しようと、試合に臨みました。これまでしてきたことを80分間やり通すことができたと思います。リーグ戦ではカップ戦よりさらにレベルを上げたスタンダードが必要になりますので、『日本一』を目標として選手一丸となって、リーグ戦に臨むようにしたいと思います」

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