トップリーグ2020 第2節レポート(サントリー 22-10 NTTコ厶)
ジャパンラグビー トップリーグ 2020 第2節
2020年1月18日(土)14:00キックオフ/東京・秩父宮ラグビー場
サントリーサンゴリアス 22-10 NTTコミュニケーションズシャイニングアークス
NTTコミュニケーションズシャイニングアークス
ヒュー・リース・エドワード ヘッドコーチ
「今日、戦ってくれたチームのメンバー達を自分は誇りに思っています。彼等がフィールド上で見せてくれた勇気・努力、そしてプレースタイルに対してです。
しかしながらスコアに反映させることができませんでした。残念ながらフィールド上には
コントロールできない状況がありました。その点については失望しています」
──レフリングの一貫性、クオリティ等については?
「ゲームの局面(スクラム・ラインアウト)では、こちらが上手くできたと思っていますが、レフリングで思ったようにいかなかった点は、修正しなければいけない点。今日は、ディフェンスのエラーから失点したケースが多く、今後の修正点です。サントリーのような強豪チームにしっかりと熱意を持ってプレーできたことも大きな収穫でした」
金 正奎 キャプテン
「今日は80分間、23名のメンバーが、本当にタフな試合をしてくれたこと、そこは自分自身も誇りに思うし、そしてご来場頂いたファンの方々にも自分たちの「戦う姿」を見せることができたこともポジティブな部分であると思います。ファーストハーフでの「規律」の部分でのコントロール不足が課題と思っていますが、セカンドハーフでの成果を糧に次戦のクボタ戦への準備を行いたいと思っています」
──最後のシーンでリスクのあるアタックをした心境は。
「特に何もコールはしていませんでした。勿論、最後まで諦めたくなかったですし、ボーナスポイントを取られる可能性は認識していたが、それ以上に『攻める』意識のほうが大きかったです」
──ゴール前のチャンスの場面でのコラプシングは?
「レフリーのジャッジについては、従うしコメントのしようもない。得点して帰る場面だったと思います」
サントリーサンゴリアス
ミルトン・ヘイグ 監督
「まず、トップリーグでの1勝を嬉しく思います。このコンディションの悪い天候の中で、プレッシャーのかかるゲームでした。開幕戦でいいスタートがきれず、そのためフィジカルな面を含めて一週間十分に準備をしてきました。特に反省点としてラインアウトのミスを犯さないようにしました。今日の勝利は、素晴らしい成果でした」
──この一週間は、どの点についてフォーカスしてきたか。
「東芝戦では、最初の10分間で4つのペナルティをしてしまった。その点を考慮して今日のゲームでは、前半を3つ以内に抑えることを課題とすると同時に、ボールをキープしてディフェンスの穴を突いて得点に結びつけるフィジカルな試合の準備をしました」
──次の神戸製鋼戦へのプラン(心境)は?
「神戸製鋼はチャンピオンチームです。自分たちのディフェンスの部分(フィジカル)、特にブレイクダウンのところが大切になります。サントリーとしてもラインブレイクできる選手が沢山いるので、そこを活かしたい」
「寒いコンディションの中、多くのお客様が来てくれている前で、ゲームができたことを感謝しています。試合内容については、『我慢強く』戦うことを意識してきました。その意識を試合を通じて出すことができ、勝利したことに満足しています。トップリーグのレベルも上がっています。1勝する為にはチーム全体でハードワークしないと勝てないと感じているので、価値ある1勝となりました。次戦の神戸製鋼戦に向けて十分な準備をしていきたいと思っています」
流大キャプテン
──この第2戦への準備は。
「チームに対しては、負けたことは変えることができないので、メイン練習(週2回)の他にメンバー、スタッフへのコミュニケーションを積極的に行いました。できることは努力してきました」
──次の神戸製鋼戦へのプラン(心境)は?
「当然、勝つのは簡単でないのは理解しています。僕らが100%の力をだし、ディフェンスのところで、プライドを持って戦い、元々のアタック力を出せば勝てると思います」