ジャパンラグビー トップリーグ、2020年度 新人研修会を実施
9月9日(水)、トップリーグ加盟チームに今シーズンより加入した新人選手63名を対象に「2020年度 新人研修会」を開催いたしました。
本研修会は、トップリーグの選手として、トップリーガーの社会的責任を理解し、実践していくことを目的としています。
12回目の開催となった今年は、初めてとなるオンライン形式によって開催をいたしました。
ジャパンラグビー トップリーグ太田チェアマンによる歓迎の挨拶から始まり、トップリーグの概要やトップリーガーであることの責任などについて説明をいたしました。
受講した選手からは、「自分たちのプレーでラグビーの価値が上がることを再認識できた」、「トップアスリートとしての自覚をもつことの再認識ができてよかった」といったような感想があり、トップリーガーとしての自覚を改めて認識したという感想が多くあがりました。
続いて、アルコールの正しい知識を身につけ、正しく付き合っていくための講義が行われました。
受講した選手からは、「お酒の強い弱いは先天性のものであり、沢山飲んだからといって強くはならないと言う点に興味をもった」、「周りの人も気にしながら飲もうと思いました」といった感想があり、お酒の強い・弱いは遺伝であり、鍛えることができないといったことや、知っているようで知らないお酒にまつわる知識を知る機会となりました。
午後最初に行われた講義は、コンプライアンス概論でした。具体的な事例を交えてクイズ形式で行われた講義では、「曖昧になっていた知識が正確なものになったので良かった」、「間違ったことをしたかどうかが問題なのではなく、問題を起こした後の対処の方が大事だということがわかった」といった感想や、コンプライアンスに関する認識が改まったという選手が多かったのが印象的でした。
続いて行われた、選手とソーシャルメディアの講義では、SNS活用におけるリスクと有効な活用方法を学ぶ講義が行われ、「もう一度ソーシャルメディアとの付き合い方について考え直し、自分のいけなかった点やこれから挑戦しようという点が見えた」、「自分の発信だけではなく自分の行動を他人が発信することで自分の価値を上げることもできることが印象に残っている」といった感想があった他、身近なメディアであるSNSに興味を持つ選手が多いため、講義の内容が印象に残った、これからSNSを上手く活用したいといった声が複数あがっていました。
最後の講義はメディアトレーニングでした。メディアやインタビューの基礎知識の他、オンライン取材を受けるときに気を付けるべきことも学びました。オリジナリティを持ってインタビューに臨むことの大切さを学び、何名かの選手がロールプレイを行い、話し方やコメントについてアドバイスをいただきました。
受講した選手は、「応援よろしくお願いします。などのありきたりな自己紹介では記事になりにくいので、自分なりに工夫することが大事」、「学生ラグビーとは違いトップリーガーの自覚をもってメディアに対応し今後のラグビー発展のため微力ながら力になっていきたいと思いました」とコメントしていました。
その後行われた報道陣に対しての取材対応ではその成果を生かし、応対する選手達の様子が見られました。
8時間に及ぶ新人研修会を終えて様々な学びを得た選手達のこれからの活躍にぜひご期待ください!