マイクロソフトカップ 1回戦レビュー

東芝府中ブレイブルーパス、2冠へ好スタート
=三洋電機はクボタに敗れる-マイクロソフトカップ=


トップリーグの上位8チームで争うマイクロソフトカップが22日開幕、第1日は東京・秩父宮、大阪・花園両ラグビー場で1回戦4試合が行われ、リーグ2連覇の東芝府中ブレイブルーパスが5位の神戸製鋼コベルコスティーラーズに38-7で快勝、"2冠" へ向けて好スタートを切ったが、2位の三洋電機ワイルドナイツは8位のクボタスピアーズに24-40で屈し、早くも姿を消した。

東芝府中は試合開始から主導権を握ると、前半2トライで12-0。後半も得意のモール攻撃など力強いプレーで神戸製鋼を圧倒、優勝候補筆頭の貫録を示した。神戸製鋼は1トライを返すのがやっとだった。リーグ最終戦で8位に滑りこんだクボタはナンバー8ケフ、FBマクイナリ両外国人の突破力を軸に優位に攻め、計6トライを奪った。三洋電機は前半2度も同点に追いつく粘りを見せたが、後半息切れした。

このほか、6位のサントリーサンゴリアスは35-17で7位のヤマハ発動機ジュビロを退け、3位のNECグリーンロケッツは4位のトヨタ自動車ヴェルブリッツに17-12で競り勝った。クボタ、サントリーは初の4強入り。

準決勝は29日、東芝府中-NEC(14時、秩父宮)、サントリー-クボタ(14時、花園)の顔合わせで行われる。

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