トップチャレンジ マッチリポート(横河武蔵野 29-23 NTTドコモ)

マッチリポート
横河武蔵野アトラスターズ 29-23 NTTドコモレッドハリケーンズ
【トップチャレンジシリーズ 第3節/2010年1月30日(土) at 東京・秩父宮ラグビー場】

トップチャレンジ第3節、ここまでトップチャレンジ2参加で共に1勝の横河武蔵野アトラスターズ(トップイースト2位チーム)とNTTドコモレッドハリケーンズ(トップウエストA2位)がトップリーグ入替戦出場を目指し、2840人の熱い両チームファンのトップリーグへの夢を懸けて秩父宮ラグビー場で対決しました。

試合はNTTドコモ SO伊藤選手のキックオフで開始しました。
開始早々よりNTTは早いボール展開で横河陣に果敢に攻め込み、前半4分にNo8山崎選手が先制トライ、続く8分にも敵陣ゴール前ラックよりディフェンスの穴を突いてトライを奪う(0-10)。横河は敵陣へ攻め込むもNTTの厚いディフェンスに阻まれチャンスが繋がらず苦戦。NTTは攻撃の手を緩めず前半18分・25分と敵陣ゴール前5m付近中央での横河の反則よりペナルティゴールを確実に決め(0-16)NTTペースで試合が進みました。しかし、前半32分横河は敵陣ゴール前5m付近ラインアウトよりのモールを押し込みFLラディキ・サモ選手が飛び込みトライ(7-16/ゴール成功)し後半に望みを繋ぎ前半を折り返した。

後半開始早々エンジンのかかった横河は相手のボール処理のミスからチャンスを掴みCTB佐藤選手がトライを奪い、続く4分にも敵陣22m付近ラインアウトより連続攻撃を仕掛けHO糠盛選手が逆転トライ(19-16/ゴール成功)を奪い、さらに10分にはWTB西選手が独走トライ (26-19/ゴール成功) を決めて後半は横河ペースで試合は進んだ。

NTTは横河のディフェンスを突破できず苦戦。しかし後半21分に敵陣22m付近ラインアウトよりボールを繋ぎラックよりSH田原選手がゴールに飛び込みトライ(26-23/ゴール成功)と夢を繋いだ。横河も後半30分には相手反則よりのペナルティゴールを奪い(29-23)突き放しにかかる。両チームの熱いサポーターの応援の中で一進一退の攻防が続き、後半ロスタイムにNTTは敵陣深く攻め込みゴール前でチャンスを掴み、ゴールへ飛び込むもののノックオンの判定。試合終了のホイッスルが鳴り響き横河武蔵野アトラスターズが29対23と勝利した。

勝利した横河武蔵野アトラスターズは、2月13日に近鉄花園ラグビー場(13:00キックオフ)にて近鉄ライナーズ(『トップリーグ2009-2010』 11位チーム)にトップリーグ復帰の夢をかけて臨みます。(佐藤克則)

RELATED NEWS