セカンドステージ第6節 マッチサマリー(豊田自動織機 17-40 近鉄)

豊田自動織機シャトルズ
豊田自動織機シャトルズ
17 合計 40
10 前半 12
7 後半 28
0 勝点 5
7 総勝点 25
近鉄ライナーズ
近鉄ライナーズ

豊田自動織機シャトルズ 17-40 近鉄ライナーズ

セカンドステージ・第6節 グループB
2015年1月4日(日)13:00キックオフ/三重・三重交通G スポーツの杜 鈴鹿 サッカー・ラグビー場

セカンドステージ第6節グループB、豊田自動織機シャトルズ対近鉄ライナーズのゲームが三重交通G スポーツの杜 鈴鹿 サッカー・ラグビー場で行われた。
先制したのは豊田自動織機。1分、敵陣10m付近から左CTBマーク・ジェラードがPGを決める。対する近鉄は9分、敵陣ゴール前で相手ボールスクラムを押し込み、ペナルティーを得る。再びスクラムを選択し、フェーズを重ね、最後は左に大きく展開して左WTBアンドレ・テイラーが左隅にトライ、コンバージョンも成功して3対7と逆転する。
さらに19分、近鉄は自陣10m中央ラックから左に展開し、左WTBテイラーがラインブレイク、そのまま走り切り、左中間にトライ、3対12とリードを広げる。

ここからは豊田自動織機が攻め続ける。27分、敵陣22m内のラインアウトから攻めるも、アクシデンタルオフサイド。直後のスクラムで近鉄がコラプシング。豊田自動織機はペナルティーでラインアウトを選択し、FWを中心にフェーズを重ねるもスコアできなかった。33分にも敵陣深くまで攻め込むも反則でチャンスを活かせなかった。
このまま前半終了かと思われた40分、敵陣22m付近中央ラックから出たボールに豊田自動織機SO長谷川真人が走りこみ、そのまま中央にトライ、ゴールも成功し、10対12と点差を縮めて前半を終了する。

後半は近鉄のペースでゲームが進む。6分、ゴール前スクラムを押し込み、左FL辻直幸がトライ、ゴールも成功し10対19とする。14分には敵陣22m内のラインアウトからモールを形成しドライブ、左FLタウファ統悦が抜け出しトライ、ゴールも成功し10対26とする。
さらに17分にはハーフウェイライン付近で豊田自動織機がノックオンしたボールを左WTBテイラーが拾い、そそまま走り切り左中間にトライ、ゴールも決まり10対33とリードを大きく広げる。

対する豊田自動織機は何度も敵陣深くまで攻め込むも得点には結びつかなかった。しかし、33分、途中出場の坂井克行がハーフウェイライン付近でラインブレイク、右WTB赤石斉之へのラストパスがTMO判定となるもトライが認められる。ゴールも成功し、17対33と反撃。
しかし終了直前に近鉄はキャプテンの豊田大樹がトライ、ゴールも決まり17対40としてノーサイドとなった。なおこの試合のMOM(マン・オブ・ザ・マッチ)には近鉄ライナーズのアンドレ・テイラーが選ばれた。


● 記者会見ダイジェスト ●

豊田自動織機シャトルズ

豊田自動織機シャトルズ
丹生ヘッドコーチ(左)、梅田キャプテン

丹生雅也ヘッドコーチ

「勝ちにいったゲームだったが、大差のつく試合になってしまい残念。あと1試合、勝てるように頑張りたい」

梅田紘一キャプテン

「場面場面ではいいところがあったが、トライを取りきれなかった。うちのミスを突かれ、一発で取られた感じだ。あとがないので次のゲームを頑張りたい」


近鉄ライナーズ

近鉄ライナーズ
前田監督(左)、豊田キャプテン

前田隆介監督

「豊田自動織機さんの鬼気迫る思いを上回る気持ちでいこうと思っていた。前半はペナルティーが多く、リズムに乗りきれなかった。そのあたりを修正し、後半はかなりうまくいった。週末は大切な試合になるのでしっかり準備したい」

豊田大樹キャプテン

「ファンのみなさまの多くの声援があり、ホーム近鉄花園で戦っているような感じがした。前半もいいディフェンスをしていたが、攻撃的ではなかったのかもしれない。ハーフタイムでしっかり修正し、後半はディフェンスからのターンオーバーからトライを取れてよかった。後半のような状態で日本選手権でも戦えるようにしたい」







(記事:後藤樹雄 写真:粕谷忠史 広報担当:山中茂生)

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