トップリーグ2015-2016 第1節 マッチサマリー(豊田自動織機 24-17 NEC)

豊田自動織機
シャトルズ
豊田自動織機シャトルズ
24 合計 17
14 前半 17
10 後半 0
4 勝点 1
4 総勝点 1
NEC
グリーンロケッツ
NECグリーンロケッツ
(この他の写真については、関西協会ウェブサイトでご覧いただけます)

豊田自動織機シャトルズ 24-17 NECグリーンロケッツ

トップリーグ2015-2016 第1節 グループB
2015年11月14日(土)11:40キックオフ/愛知・パロマ瑞穂ラグビー場

今にも雨が降り出しそうな曇天の下、豊田自動織機のキックオフで試合開始。
序盤はお互い硬さが見られ、一進一退の攻防が続く。
先制したのはNEC。前半8分、敵陣深くのラインアウトからモールを組んで、最後は7番 大和田がトライ。ゴール成功し均衡を破る。
その後は、お互いにキックを使い敵陣に攻め込むも、決定的なチャンスをつかむことができないまま時間は過ぎる。

その状態を打ち破ったのは、豊田自動織機。
前半25分に連続攻撃からゴールラインに迫るも、インゴールノックオンでスコアできず、チャンスを潰したかに見えたが、その直後のラインアウトモールから7番 高田がトライ。ゴールも成功、7-7同点に追いつく。
さらに直後のNECのキックオフミスから得たFKから12番 ヴァカが独走トライをあげ、ゴールも成功し豊田自動織機のペースになるかと思われたが、前半32分にNECが8番 ヒギンボッサムの素晴らしい縦突破から、最後は13番 釜池がトライし、ゴール成功により、14-14同点に追いつく。
このまま前半終了と思われた41分、NECがPGを成功させ、14-17のNECリードで前半終了。

後半は雨が激しくなり、キックが増える展開に。
後半最初にスコアしたのは豊田自動織機。後半2分、11番 松井の素晴らしいカウンターアタックから6番 バツベイがトライ。ゴール成功、21-17逆転に成功。
その後は雨でボールが滑り、ハンドリングエラーが増え、両チームともなかなかスコアすることができない。

この状況に終止符を打ったのが後半29分の豊田自動織機のPG。
3点を加え24-17とし、その後のNECの猛攻をしのいで、豊田自動織機が開幕戦勝利を挙げた。


● 記者会見ダイジェスト ●

NECグリーンロケッツ

NECグリーンロケッツ
相澤総監督(右)、瀧澤キャプテン

相澤輝雄総監督

「開幕戦という大切な試合で、ミスが多く形にならず、残念でした。次節に向けて修正をして臨みたいと思います」

瀧澤直キャプテン

「ラグビー人気のおかげで、今までで一番多い観客の中で試合ができて幸せでした。敗因は硬さが出たところだと思います。そのためミスが多かったです。まだ始まったばかりなので、顔を上げて頑張りたいと思います」


豊田自動織機シャトルズ

豊田自動織機シャトルズ
丹生ヘッドコーチ(右)、松岡キャプテン

丹生雅也ヘッドコーチ

「春にグリーンロケッツに負けたところからスタートしたシーズンなので、今日勝てていいスタートが切れました。来週からは強いチームとの対戦が続くので、チャレンジャー精神で頑張りたいと思います」

松岡毅キャプテン

「多くの応援に感謝したいです。今日はシャトルズのラグビーの良さを伝えていこうという目標をもって試合をしましたが、それを勝利という形でお返しできたので満足しています。これからもチャレンジャー精神を忘れず、全身全霊でトップリーグを盛り上げていきたいと思います」







マン・オブ・ザ・マッチは豊田自動織機シャトルズ7番、高田裕雅選手






(記事:大林直之 写真:清水良枝=クレジット表記のないもの)

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