トップリーグ2015-2016 第5節 マッチサマリー(豊田自動織機 19-35 キヤノン)
トップリーグ2015-2016 第5節 グループB 展開力で勝ったキヤノン 気温16度。この時期にしては暖かい岐阜城のふもと、長良川球技メドウで行われたラグビートップリーグ。今年は岐阜県では初めて球技場を使用しての開催。観客とプレーヤーの距離が近く臨場感があり、試合も非常に盛り上がった。 前半両チームともに攻め込むが、反則や簡単なミスが多く、なかなか得点板に点数が入らない展開に、32分豊田自動織機が敵陣22mラインアウトから6番 バツベイの縦突破からブラインドに展開して、14番 朝見のスピードあふれるランニングでトライ。5-0とした。前半終了。 後半、体格に勝るキヤノンがマイボールのキックオフを競り勝ちボールキープ。BKに大きく展開してゴール前ラックから6番 アイブスの縦攻撃を絡めて10番 橋野が対面を外に振り切りトライ。11番 森谷のゴール成功。5-7。 しかし、ホームゲームの豊田自動織機が粘る。キヤノンがシンビンで1人少ない状況でスクラムから連続続撃。キヤノン陣のゴール前、10番 ヘガティーの好判断で内側に走り込んだ11番 松井にパスが通りトライ。(12-21) 両チームとも持ち味を充分に出したゲームであった。ディフェンスも激しくアタックも外に大きく展開する両チームに2,000人を超えた観衆が沸いたゲームであった。 ● 記者会見ダイジェスト ●
豊田自動織機シャトルズ 丹生ヘッドコーチ(左)、松岡キャプテン 丹生雅也ヘッドコーチ 「前半はお互いに良いプレッシャーの掛け合いであった。ディフェンスはよかったが、ミスも多かった。後半は先週と同じくミスからの失点となり、また、キヤノンのアタックもよかった」 松岡毅キャプテン 「前半は粘り強くコミュニケーションもよくディフェンスができた。後半自分たちのミスから悪い時間が続いた。今後は後半の最初からトライをとれるよう切り替えていきたい」 キヤノンイーグルス 永友監督(右)、橋野キャプテン 永友洋司監督 「結果勝ったことを評価したい。相手プレッシャーによるミスが多く、正しいプレーができていなかった。コーチ陣の反省するべきところである。5週間の遠征試合であり、選手もよくやってくれた」 橋野皓介キャプテン 「こぢんまりしたグランドで、観客と近く醍醐味がありうれしかった。前半はリードされたあせりからミスが多く出た。後半は自分たちのアタックを目指し目標の4トライが取れた。トップを狙える順位にあり、来週のトヨタ戦に是非勝ちたい」 |